コラム April 12, 2022

寝酒以外にもまだまだある!快眠を妨げて眠りを浅くするNG習慣5つ

日常生活において当たり前になっている習慣が、みなさんの快眠の妨げになっていることって、結構多いんです。
中途覚醒を促す「寝酒」がその代表格ですが、本記事ではこれ以外の習慣や行動について解説していきます。

1.朝食を抜く

わたしたちの体温は、起床時から夕方まで上昇し、その後は下降に転じて寝る前は内臓の温度も低下します。
この温度変化が快眠につながるのですが、朝食を抜くと体内で熱を作り出すエネルギー源が不足するため、一日中、低体温の状態が続くようになるんですね。
このようなカラダの仕組みをしっかり理解して、食欲がない朝でも食事を摂るように心がけてください。

2.カフェインの摂取量が多い

カフェインに脳の覚醒作用があるのは、みなさんもご存じのことでしょう。
この作用が、人によっては8時間ぐらい継続し、寝付きの悪さにつながっているなんてことも。
毎日、布団に入ってから眠りにつくまで30分以上かかる方は、昼以降のドリンクをノンカフェインタイプに替えてみてください。

3.夜に運動をしている

運動習慣は快眠に不可欠ですが、時間を間違うと逆効果に。
寝る前の時間帯に激しい運動を行なうと、脳が覚醒して心身をリラックスさせる副交感神経がはたらかなくなります。
運動は夕方までに終わらせて、夜は休息に専念しましょう。

4.寝る前にタバコを吸う

アルコールやカフェインと同じく、タバコに含まれるニコチンにも脳の覚醒作用があります。
リラックスのための一服が、睡眠の質を落としますから、喫煙は控えてくださいね。
いかがでしたか?
言うまでもなく、睡眠は健康維持やストレス解消のための大切な活動ですから、該当する項目があったら、すぐ改善するようにしましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)