コラム
October 10, 2022
秋でも熱中症に注意すべき?快眠&美肌にもつながる水分補給法を教えます!
気温がグンと下がって過ごしやすい日が増えてきましたが、まだまだ熱中症対策は必要です。
気温や湿度が急に上昇する日が多いので、知らず知らずのうちに脱水症状になっていることも多いんです。
このようなトラブルを避けるためにも、本記事で水分補給のポイントをおさらいしておきましょう。
「水分補給をこまめに」
というフレーズ。
みなさんは、この呼びかけの意味をきちんと理解していますか?
わたしたちの体内にある水分は、発汗やトイレに行った時以外にも、呼吸でも失われているんですね。
この排出された分の水を補給する必要があるのですが、実は喉が渇いたと感じる時点では、すでに脱水の初期状態にあるんです。
それは、脳がカラダの渇きを感知するまでに時間がかかるから。
したがって、起床時からコップ1杯分の水を7~8回に分けて飲むのが脱水状態、ひいては熱中症を防ぐ重要な習慣と言えます。
気温が高くて汗をかく量が増えた日や、お腹を壊すなどして水分の排出量が多くなっている日は、少し多めに水を飲むようにしましょう。
スポーツドリンクを飲めば、発汗時に失われる電解質も補給できるのですが、秋シーズンは夏ほど汗をかきませんので、よほど暑い日以外は水やお茶で水分補給しましょう。
また、スポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、飲む頻度が高くなると血糖値が上がって「ペットボトル症候群」を発症するリスクが高まることも覚えておいてください。
ほかにも、緑茶やコーヒーなどカフェイン含有量が多い飲み物にも注意が必要です。
カフェインには強い利尿作用がありますから、体外への水分排出量が増えてしまいます。
したがって、午後になったらノンカフェインドリンクに切り替えるようにしてください。
寝る前も発汗による脱水を防ぐために水分補給が必須ですが、カラダを冷やさないようにするためにも常温の水か白湯を飲むようにしましょう。
冷蔵庫でキンキンに冷えた水を飲むと膀胱が冷えて、トイレで何度も目が覚めてしまい、眠りが浅くなってしまいますよ。
以上のポイントをしっかり押さえて、今日からの"水分補給習慣"としてみなさんの生活に取り入れてください。
健康維持につながるのはもちろんのこと、お肌の水分維持や熟睡にもプラスにはたらき、お肌のコンディションもアップしていくことが期待できますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
気温や湿度が急に上昇する日が多いので、知らず知らずのうちに脱水症状になっていることも多いんです。
このようなトラブルを避けるためにも、本記事で水分補給のポイントをおさらいしておきましょう。
"水分補給はこまめに"ってどういうこと?
テレビの天気予報や健康番組などでよく耳にする「水分補給をこまめに」
というフレーズ。
みなさんは、この呼びかけの意味をきちんと理解していますか?
わたしたちの体内にある水分は、発汗やトイレに行った時以外にも、呼吸でも失われているんですね。
この排出された分の水を補給する必要があるのですが、実は喉が渇いたと感じる時点では、すでに脱水の初期状態にあるんです。
それは、脳がカラダの渇きを感知するまでに時間がかかるから。
したがって、起床時からコップ1杯分の水を7~8回に分けて飲むのが脱水状態、ひいては熱中症を防ぐ重要な習慣と言えます。
気温が高くて汗をかく量が増えた日や、お腹を壊すなどして水分の排出量が多くなっている日は、少し多めに水を飲むようにしましょう。
スポーツドリンクでの水分補給は避けるのが基本
熱中症対策で有効とされているスポーツドリンクは、この時期に飲むのは避けるべきです。スポーツドリンクを飲めば、発汗時に失われる電解質も補給できるのですが、秋シーズンは夏ほど汗をかきませんので、よほど暑い日以外は水やお茶で水分補給しましょう。
また、スポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、飲む頻度が高くなると血糖値が上がって「ペットボトル症候群」を発症するリスクが高まることも覚えておいてください。
ほかにも、緑茶やコーヒーなどカフェイン含有量が多い飲み物にも注意が必要です。
カフェインには強い利尿作用がありますから、体外への水分排出量が増えてしまいます。
したがって、午後になったらノンカフェインドリンクに切り替えるようにしてください。
寝る前も発汗による脱水を防ぐために水分補給が必須ですが、カラダを冷やさないようにするためにも常温の水か白湯を飲むようにしましょう。
冷蔵庫でキンキンに冷えた水を飲むと膀胱が冷えて、トイレで何度も目が覚めてしまい、眠りが浅くなってしまいますよ。
以上のポイントをしっかり押さえて、今日からの"水分補給習慣"としてみなさんの生活に取り入れてください。
健康維持につながるのはもちろんのこと、お肌の水分維持や熟睡にもプラスにはたらき、お肌のコンディションもアップしていくことが期待できますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)