コラム October 28, 2022

夕方の生活スタイルで睡眠の質が変わる!今日から実践したい習慣3選!

わたしたちの生活は、活動が盛んになる時間帯と休息タイムに分かれます。
その分岐点となるのが、夕方の時間帯です。
このタイミングで快眠につながる行動を習慣にすれば、あなたが抱えている睡眠のお悩みも解消するかも!?

1.適度な運動を行なってカラダを動かす

毎日の運動習慣が健康維持につながることは、みなさんもご存じのとおりですね。
忙しい方でもラジオ体操やヨガなどを行なうようにして、全身をくまなく動かすように心がけてください。
運動は体温が一番高くなる夕方に実践するのがベストです。
代謝がよい時間なので、ダイエットにもつながりますし、適度な疲労が休息モードへの切り替えをスムーズにしますよ。

2.軽食を食べて空腹を満たす

夜遅い時間の食事は、寝ている間の消化・吸収活動につながり、胃腸に負担がかかりますし、眠りも浅くなります。
そこでおススメなのが、夕食を2回に分けるという食習慣。
仕事などで帰宅時間が遅いという方は、夕方に軽食を食べつつ、自宅では消化のいい食べ物を少量摂るようにしてみて下さい。

3.照明を暗くして間接照明を使う

わたしたちが眠くなるのは、毎日決まった時間に脳からメラトニンというホルモンが分泌されるからです。
でも、メラトニンは明るい光を浴びていると分泌されにくくなるという特徴があります。
したがって、夕方になったら部屋の照明(天井から当たる光)はなるべく暗くして、間接照明などの光を利用しましょう。

以上、3つの快眠習慣を紹介してきましたが、どれも睡眠だけでなく健康そのものにもプラスに作用しますので、ぜひ、今日から実践してみてくださいね。
継続すれば深い眠りが得られるようになり、生活の質も向上しますよ!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)