最近、テレビの健康番組などで特集されることが増えた「気象病」という病気。
雨が降ったり、急な気圧低下が発生したりすると、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が発生します。
日本人の10人に1人がかかっていると推測されているこの病、高反発マットレスがその予防と改善に役立つんです。
“雨が降ると古傷が痛む“は迷信ではない
昔から、雨が降ると古傷が痛む、天気が悪くなるたびに頭痛がひどくなるなど、気象の変化に伴って体調不良が発生することが多いと指摘されていました。
しかし、そのメカニズムが医学的解明されていなかったために、
「気のせい」
とか、
「怠け病」
などと軽視されていたんです。
しかし、医学が進歩したおかげで、気圧の低下を耳の中にある内耳が感知して、脳にストレスが加わることが不快症状(気象病)の発生につながると判明しました。
気象病の治療法はまだ確立されていませんが、脳がストレスを感じると自律神経が失調するため、そのケアが症状の予防と緩和につながります。
自律神経のケアで一番大切なのは、睡眠です。
ストレスは睡眠中に解消されますし、不快症状によってたまった疲労も、深い眠りが得られれば回復します。
通気性が悪い寝具で気象病が悪化?
深い睡眠を得るために欠かせないのは、機能性が高い寝具です。
寝ている間は、寒い冬でも汗をかきますから、この水分を素早く吸い取って空気中に放湿する通気性が重要になります。
また、同じ姿勢で寝ていると、体圧が集中して寝苦しくなりますし、熱がこもって布団の中が蒸れてしまうと、気化熱の影響で体は冷えてしまいますよね。
そうなると、自律神経は休まるどころか、さらにストレスが増加してしまうので、体圧分散と熱の放出のために行なう寝返りが必要になってくるんです。
しかし、へたった寝具を使っていると寝返りが打ちにくくなり、寝苦しさが増して眠りは浅くなってしまいます。
その点、反発力が高いマットレスだったら、筋力が低い女性でもラクに寝返りが打てますので、朝までグッスリ眠れるというワケです。
もし、今使っている寝具の通気性やへたりの低下が目立つようでしたら、迷わず新しいマットレスに買い替えましょう。
深い睡眠がしっかりとれるようになれば、気象病の発症が防げるだけでなく、カラダの免疫力もアップして、健康度がアップしますよ!