【いびきのお悩みを解消】"舌回し体操"を習慣にして深い眠りを得る！

「年齢を重ねていくうちにいびきをかくようになった・・・」
これは加齢による舌の筋肉の衰えが原因と考えられます。
こうした症状に有効なのが、本記事で紹介する「舌回し体操」です。
いびきをかいていると、カラダに取り込まれる酸素の量が足らなくなって深い眠りが得られなくなるので、本記事を参考にして改善に努めましょう。

いびき発生のメカニズムを理解

舌の筋肉が衰えてくると、寝ている間に舌を支えることができなくなるため、舌が喉の奥に落ち込んでしまいます。
すると喉の奥にある空気の通り道がふさがれて狭くなり、そこを空気が通過するときに喉が振動して、あの轟音（いびき）が出るんです。
空気の通り道が狭くなると呼吸も苦しくなりますから、眠りも浅くなってしまいます。

また、女性の場合、加齢によって女性ホルモンの「プロゲステロン」が減少するため筋肉のハリがなくなり、空気の通り道が狭まりいびきをかくようになることもあるんです。
風邪を引いたときなども鼻詰まりが原因でいびきをかくことがありますが、一時的な症状であれば、さほど気にする必要はありません。
しかし、毎日いびきをかく方は、健康リスクが高まる前に改善に努めましょう。

舌回し体操の継続でアンチエイジングも実現

いびきがひどい方は、なるべく早く耳鼻咽喉科を受診して、適切な治療を受けることをおススメします。
症状が軽度な方は、舌回し体操を実践してみてください。
まずは、軽く口を閉じた状態にして、口の周りを内側から、舌の先で押しながらゆっくりと回していきます。
左回りで2回、右回りで2回、これを1セットとし、朝昼夜にそれぞれ3セット以上行ってください。
始めたばかりの時はすぐに疲れてしまうので、毎日少しずつセット数を増やしていき、1日20セットを目標にしましょう。

舌を回すだけのカンタンな体操ですが、口周りの筋肉が鍛えられて2週間くらいで舌の筋肉が強化されますよ。
また、舌回し体操はいびきだけでなく、2重アゴやほうれい線といった美容にも有効です。