わたしたちのカラダには、外部から侵入してきた雑菌やウイルスを攻撃して、カラダにダメージが加わらないようにする仕組みが備わっています。
その役割を担っているのが、「活性酸素」という物質です。
しかし、生命を守るために不可欠な活性酸素は、その量が増えるとさまざまなトラブルが発生し、健康にも悪影響が・・・。
ストレスや紫外線で活性酸素は急増
わたしたちが日常生活を送るために必要なエネルギーは、食べ物から摂った栄養と酸素が燃焼することで作られています。
この時に作られるのが「活性酸素」で、量が過剰になるとカラダに備わっている抗酸化力によって、不要な分が除去されるのです。
しかし、日常生活の中には、紫外線やストレス、喫煙(副流煙を含む)、飲酒など、この活性酸素が増える要因があふれています。
活性酸素が過剰になると、正常な細胞も攻撃を受けて老化や免疫力の低下を引き起こすため、風邪を引きやすくなったり、肌トラブルが増えたりするんです。
さらに、エネルギーの生産効率も引き起こし、カラダを動かす力が不足します。
これが誰もが口にする、「疲れた」という状態なのです。
活性酸素の除去に必要な睡眠と寝具とは?
活性酸素によってダメージを受けたカラダは、そのままだと老化や病気を引き起こしてしまいますので、成長ホルモンという物質を分泌します。
このホルモンの分泌が一番高まるのが睡眠中であって、眠りが深くなるほどにその量が高まり、心身の疲労回復が進むのです。
布団に入ったらすぐに眠りについて、朝までグッスリ眠ると、前日の疲労やストレスがすっかり解消されていると感じるのは、質の高い睡眠が得られている証拠と言えるでしょう。
しかし、深い睡眠は寝具の機能が低下していると得にくくなり、浅い睡眠の割合が多くなります。
たとえば、通気性の悪い寝具で寝ていたら、発汗で発生した水分が肌にまとわりつき、寝苦しくなって目が覚めてしまうのです。
もし、今使っている寝具の使い心地が悪化していたら、素材に最適な方法で水分を飛ばし、快眠が得られる環境に改善しましょう。
ケアを続けたにも関わらず、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった状態が続くようであれば、体圧分散力にすぐれた、通気性のよいマットレスを使ってみてください。
カラダの一部に圧力が集中しないことで、寝苦しさは解消しますし、汗をかいても目が覚める頻度が減って、疲労がしっかり回復していることを実感できますよ!