コラム April 01, 2023

羊を数えるだけでは眠れない!言葉の力を使って睡眠の質を上げる!

「どうせ今夜もまた、眠れない」
「夜眠るのが怖い」
眠れない夜が続くと、ついこのような言葉が口をついてしまいますよね。

しかし、ネガティブな言葉ばかり並べていると、本当に睡眠に悪影響を及ぼしてしまう可能性があること、あなたはご存じでしたか。
本記事では言葉が与える影響について解説していきますので、快眠のためにしっかり押さえておいてくださいね。

リラックスをイメージする言葉で寝つきをよくする!

アメリカのセントメリー大学で行われた研究において、リラックスをイメージする言葉を想起すると、深い眠りにつけるという発表がありました。
「休息」「いい気持ち」「穏やか」など、睡眠に関係するリラックスワードを目にしたところ、被験者のうち47%が普通の言葉を目にした時より、睡眠時間が長くなったということが報告されたのです。
さらにその後の研究で、リラックスに関連する言葉によって、睡眠時間だけでなく寝つきもアップするということもわかりました。

リラックスする言葉を紙に書いてベッドサイドに貼って寝る時に見ると、グッスリ眠れるようになるということです。
これは手間も時間もかからない作業なので、是非試してみてくださいね。
「寝るためにリラックスする言葉と言っても思い浮かばない・・・」
という方は、自分が幸せに感じる言葉でも構いません。
「幸福」「満足」「穏やか」「やさしい」「うれしい」など。

羊を数えても眠れない理由は?

「羊が1匹、羊が2匹・・・」といった具合に、羊を数えると眠れるといった話をよく耳にしますが、この方法では快眠は得られません。
実はこの方法、英語で「one sheep」と発音する時に息を「シー」と吐くことで、気持ちが鎮まってリラックスが進むとされるためで、日本語では意味がないんです。
羊を数えるより、あなたのココロに響く言葉のパワーを借りて睡眠の質を上げてみましょう。
眠りの質を向上させたい方は、さっそく今晩から試してみてはいかがですか?