コラム August 09, 2023

シャワーで済ます入浴法はNG!湯船に浸かる2つのメリットとは?

熱い夏シーズンは日中の疲れも増大するので、夜の入浴はシャワーで済ましている方も多いことでしょう。
しかし、寝つきが悪いとか、夜中に何度も目が覚めるという方は、湯船に浸かってカラダをポカポカにしてから寝てみてください。
眠りの質が向上し、すがすがしい朝を迎えられるかもしれませんよ。

夏は自律神経が乱れやすい

わたしたちの生命活動をコントロールしている自律神経は、活動量が増える日中は交感神経が、そして心身を休息させる夜は副交感神経が優位にはたらいています。
しかし、熱さでストレスが増大していたり、エアコンの効いた部屋で過ごす時間が長かったりすると自律神経は乱れ、夜になっても交感神経優位の状態になりがちに。
すると、脳のはたらきが活性化して休息モードに入らず、布団に入っても寝るまで時間がかかるようになるんです。
もちろん、眠りも浅くなって疲労やストレスが解消されず、朝から疲れた状態で仕事や家事に取り掛かるといった悪循環に陥ります。
このような不調を解消するのにおススメなのが、38度ぐらいのぬるま湯に15分ほど浸かる入浴法。
カラダが芯から温まって血行が良くなるだけでなく、副交感神経がONになって寝つきの悪さが解消されます。
お気に入りの入浴剤を入れて癒されながら1日の疲れを取れば、睡眠中のストレス解消も進みますよ。

入浴は布団に入る2時間前に!

夏でも入浴時にお湯に浸かるメリットは、もう1つあります。
カラダには眠る時間に近づくと体温を下げて、休息を促す機能が備わっているんですね。
シャワーを浴びた時よりも、お湯に浸かると内臓付近の体温(深部体温)が上がるのですが、その分、深部体温は急激に低下します。
この体温変化が寝つきのよさをもたらし、睡眠の質を上げてくれるのです。

ただし、寝る直前に入浴するのではなく、布団に入る2時間前にお湯に浸かるようにしましょう。
入浴後は水や汗をしっかりタオルでふき取って、気化熱による冷えを防ぐこともお忘れなく。
このような入浴法を習慣にすれば、夏でも疲労がたまりにくい体質になれますし、自律神経のケアにもつながります。
ぜひ、今日から実践してみてください!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)