コラム December 11, 2023

たかがストレスと侮るなかれ!知っておきたいコルチゾールの悪影響5選

みなさんは毎日たまるストレスを、うまく解消していますか?
わたしたちの体内では、ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌されるのですが、ストレス過多の状態に陥ると分泌量が過剰になり、睡眠や健康面に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
本記事を読んでコルチゾールの特徴をしっかり押さえるとともに、ストレス解消の重要性を再認識して、睡眠の質を向上させて健康的な生活を送りましょう!

1.寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めたりする

コルチゾールが分泌されると、自律神経のはたらきが乱れて脳が覚醒します。
寝る前にこのよう状態に陥ると、布団に入っても眠れないとか、夜中に何度も目が覚めるといった不眠症状が出て、日中にたまったストレスを解消できなくなるのです。
さらに、ストレス耐性が低下してしまうことで、今までは我慢できていたこともストレスに感じ、コルチゾールがさらに分泌されるといった悪循環に陥ります。

2.セロトニンの分泌量が減少してうつ症状が出る

神経伝達物質であるセロトニンには、ストレスを和らげて精神を安定させ、快眠に導く役割があります。
しかし、コルチゾールの分泌が過多になると、セロトニンの分泌量が減ってストレスに対してさらに敏感になるのです。
その結果、うつ症状を発症することも。

3.糖尿病のリスクが高くなる

コルチゾールの過剰分泌は、血糖値の上昇も招いて糖尿病を引き起こします。
通常、血糖値が上昇するとインスリンが分泌されて、正常な状態に戻るのですが、コルチゾールはこの作用を妨げてしまうのです。

4.ストレス太りを引き起こす

コルチゾールには代謝を下げる作用もあるため、いつもと同じ量の食事を摂っていても、体重が増えやすくなります。
これがよく耳にする、「ストレス太り」のメカニズムです。
ちなみに、先ほどお話ししたセロトニンには食欲を抑える役目もあります。
しかし、コルチゾールが過剰分泌されていると、その機能が低下して肥満を助長するのです。

5.カラダがむくみやすくなる

コルチゾールの増加は、血管やリンパ管から漏れた水分の蓄積につながります。
たまった水分は回収しにくくなるため、カラダのむくみを引き起こすのです。

このようにストレスが引き起こす症状や病気は多岐にわたり、わたしたちの生活の質を低下させます。
ストレスを避けて生活することはできませんが、解消を促す方法はたくさんあります。
まずは、睡眠中にストレスをしっかり解消するために、寝室の環境を整えるとか、深い眠りをサポートする機能性が高い敷寝具を使うようにしてみてください。
寝室の温度は、今時期であれば16~20度、湿度は50%前後になるように調整します。

マットレスなどの敷寝具は、通気性がよいのはもちろんのこと、自分に合った反発力に調整できるアイテムを使うのがおススメ。
適切な反発力がある寝具で寝ると、体重がカラダの一部に集中して痛みを覚え、寝苦しくなることもありませんし、寝返りも打ちやすくなりますから、睡眠の質が上がることが期待できます。
他にも、趣味の時間を確保する、軽い運動を日課にするといった習慣を身につけて、ストレスに強い体質に改善していきましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)