コラム December 26, 2023

【今日から実践したい正しい温活】寝る前の習慣にしたい3つの行動とは?

布団に入るときカラダの冷えを感じると、なかなか寝付けなくなってしまいますよね。
さらに、寝ている間も寒くて夜中に目が覚めるようになり、睡眠の質は低下する一方です。
このようなトラブルを改善するためにも、本記事で挙げる3つの行動を温活の一環として実施してみてください。

1.布団に入る2時間前に入浴してお湯に浸かる

冬でも入浴はシャワーで済ませる方が多いようですが、お湯をカラダにかけるだけでは冷えは改善しません。
寝つきが悪いとお悩みの方は、布団に入る2時間前に38~40度ぐらいのお湯に15分ほど浸かってください。
カラダが芯から温まり、心身の休息が促される副交感神経が優位になります。
さらに、入浴で上昇した体温が寝るまでに急降下するんです。
この体温変化が寝つきのよさを招きますので、今晩から入浴方法を替えてみましょう。

2.お風呂から出たらすぐに髪を乾かす

ドライヤーをかけると髪が傷むと思って、冬でも自然乾燥で過ごしていませんか?
せっかくカラダが温まっても、髪を濡らしたままでいると頭部からどんどん体温が奪われていくのです。
ドライヤーを強風にして、なるべく高い温度の風を髪に短時間当てればダメージは抑えられますし、キューティクルが閉まって髪の水分流出も防げますから、入浴後はすぐに髪を乾かしましょう。

3.寝る前に手湯・足湯をする

カラダの芯はポカポカなのに、心臓から遠い位置にある手足の先は冷たくなってしまう傾向にあります。
そこでみなさんにおススメしたいのが、手や足をお湯につける手湯・足湯です。
寝る前に洗面台やバケツにお湯をためて、5分ぐらい手足を浸けてみてください。
これで全身が温まって、心地よい眠りにつく準備完了です!
以上、3つの習慣はお金もかかりませんし、いずれも手軽にできますから、さっそく今日からみなさんの生活に取り入れてみてください。
寝つきがよくなって、朝まで目が覚めることなくぐっすり眠れたら、冷え性改善も進んで日中の行動力がアップすることでしょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)