コラム October 05, 2018

寝付けない夜の入浴対策!体の仕組みを知れば深い睡眠が得られる?

熱帯夜が続くこの季節、布団に入ったらすぐに眠れる方でも寝苦しさを感じ、眠りにつくまで時間がかかっているのではないでしょうか?

そんな睡眠のお悩みを抱えている方に、とっておきの快眠方法を伝授します!

寝つきの悪さは高い体温が原因?

わたしたちの体温は、朝は低くなっていて、目覚めとともに上昇を開始。夕方過ぎまで上がり続けた後、次第に温度が下がってゆきます。

これは、体内で発生した熱エネルギーをもとに活動をするためで、夜は臓器や脳の疲労回復を進めるために、体温が低下するのです。

しかし、寝る前に熱いお湯に入ったり、運動をしたりすると体温が上がってしまいますから、体のクールダウンができずに寝つきが悪くなってしまいます。

逆に、布団に入る前に急激な体温低下が発生すると、寝つきは驚くほど改善して、良質な睡眠がとれるようになるのです。

この体温変化を実現するのが、寝る2時間前に38度前後のぬるま湯に入るという入浴方法。

15分ぐらいお湯に浸かっていると、体がしっかり温まってストレス解消が進むうえに、寝るまでの間に体温が急激に下がり、寝つきがとてもよくなります。

布団の温度と湿度にも要注意!

寝つきがよくてなっても、布団の中の温度や湿度が高すぎたら、眠りが浅くなって疲労が残りますから、注意が必要です。

寝ている間の布団内の温度は33度前後、湿度は50%前後が快眠の条件となりますから、通気性の高いマットレスなどで理想の快眠環境を作ってみましょう!

布団に入ったらすぐに眠れて、朝まで目が覚めない睡眠が毎日とれれば、体の免疫力がアップして、美容&健康増進につながりますよ!