おむつがとれたばかりのお子さんと一緒に寝る時は、おねしょに気をつけなくてはなりません。
シーツだけ汚れるなら洗ってキレイにできますが、問題はマットレスにまでおしっこが浸み込んでしまうこと。
そこで今回は、このようなトラブルが起きた時の対応法と、今日から取り入れたい対策について解説していきます。
タイプ別にかわるマットレスのおねしょ処理
お子さんのおねしょが見つかったら、すぐに尿の水分を吸い取り、ニオイ対策をしなくてはなりません。
まずは、40度ぐらいのお湯に「クエン酸」を混ぜて、タオルに染み込ませてマットレスを拭いていきます。
ウレタン素材が使われているマットレスでしたら、側生地を先にはがすことをお忘れなく。
ウレタンでも高反発タイプの寝具であれば、マットレスの裏面にバスタオルを何枚も敷いた状態で、上記のクエン酸水を尿が浸み込んだ部分に少しずつかけ、生地を傷めないように中の尿を押し出してみましょう。
(※低反発ウレタンは湿気がこもりやすい構造なので、このような対応は避けるべきです)
おしっこがある程度とれたと判断したら、今度はマットレスの乾燥です。
温風を当てて、水分をしっかり飛ばした後、陰干しした状態で半日ほど扇風機を当ててみてください。
ちなみに、スプリングタイプのマットレスでしたら、おしっこは寝具の表面から吸い取るしかありません。
ある程度、タオルで水分を拭きとってもニオイが残る場合は、マットレスのクリーニングに対応している業者に連絡してみてください。
敷きパッドやベッドパッドを使うのは有効?
マットレスの下に敷いて使うシーツや敷きパッド、ベッドパッドなどを使うのも、おねしょ対策にある程度効果的です。
しかし、尿の量が多い場合は、マットレスへの浸み込みは避けられませんので、おねしょをしっかり吸収できる「おねしょパジャマ」も一緒に使うことをおすすめします。
このように、二重三重の対策を講じておけば、お子さんもプレッシャーから解放されますので、早い時期におねしょが治ることが期待できますよ。
これからマットレスを購入しようと考えている方は、「おねしょ対策」の観点から考えても、水分がこもりやすい低反発マットレスより、高反発タイプを選ぶといいですね。