コラム
December 09, 2018
寝返りがうてないと眠りが浅くなる?重視したいマットレスの機能とは?
年齢や体型によっても変わりますが、わたしたちはひと晩で20回ぐらいの寝返りをうちます。
しかし、寝具の機能が低下していたり、カラダに合っていなかったりすると、この重要な行動が妨げられてしまうんです。
そこで今回は、快眠に不可欠な寝返りの役割を再確認し、それをサポートするマットレス選びのポイントについて解説していきます。

女性はどうして寝返りがうちにくいのか
わたしたちのカラダを支える敷布団やマットレスなどの敷き寝具には、快眠をサポートするための、さまざまな機能が備わっています。 その1つが、寝返りをうちやすくするための反発力。 眠っている間にずっと同じ姿勢をとっていると、カラダの一部に体重が集中して血のめぐりが悪くなりますし、骨が歪んで全身のバランスが崩れてしまうことも。 また、カラダと寝具が接する部分には汗がたまりますから、こまめに寝返りがうてないと布団の湿度が上昇し、睡眠環境がどんどん悪化していくのです。 こうしたカラダや寝具のトラブルを防ぐのが、寝返りの役割というワケなんですね。 しかし、低反発タイプの敷き寝具だと、カラダが沈み込んでしまうために寝姿勢を変えられず、心身のストレスが増加していきます。 また、寝返りをうつ時には筋力が必要とされますから、男性と比べて筋肉量が少ない女性が低反発の寝具で寝ていると、体調不良を引き起こしやすくなるのです。