みなさんは寝る前に、どんなドリンクを飲んでリラックスタイムを満喫していますか?
ハーブティーやジンジャーティーなど、カラダがポカポカになって美容にもいいホットドリンクを飲む方が多いようですが、今年の冬に注目が集まっているのが、なんと“ホット炭酸”。
温めた状態で感じるあのシュワシュワ感、不思議な口当たりですが、快眠に最適なんですよ。
手足の先までポカポカになる
最近、コンビニなどで面白い飲料が販売されています。
それは、「ホットジンジャーエール」や「ホット炭酸ジュース」など、冷たくして飲むのが当たり前の炭酸飲料を温めたもの。
口にした時のイメージがわかないという方がほとんどだと思いますが、これが意外にもイケるんです。
みなさんもご存知の通り、炭酸には血行を拡張させる作用があります。
炭酸に含まれている二酸化炭素は、体内に取り込まれるとすぐに血液に混ざり、一時的な酸素不足の状態を引き起こします。
これによって、血流がアップするため、この季節に冷たい氷のようになる手足の先まで、かなりポカポカになるんです。
ただし、冷たい炭酸を飲むと、内臓が冷やされて快眠には逆効果。
そこで、寝る前の温活にも役立つ“ホット炭酸”がおすすめというワケなのです。
ホット炭酸にはショウガを入れないのが基本
ネットでホット炭酸のレシピを検索すると、実にさまざまなおいしそうなドリンクが表示されます。
そして、そのレシピの多くに、カラダを温めるショウガが使われているんです。
でも、ショウガは高温で加熱しないと、カラダを温める成分「ショウガオール」が出ません。
それどころか、生のショウガをすりおろした状態で使うと、汗が出て一時的に温かいと感じるのですが、水分が蒸発する時に体温が奪われてカラダが冷えてしまうのです。
カラダを芯からポカポカにして、快眠につながるレシピでおススメなのは、40度ぐらいに温めた炭酸に、レモン汁と蜂蜜を加えるというもの。
お好みでシナモンパウダーや、すりおろしリンゴを入れると、味に変化が出て毎日飽きずに楽しめますよ。
レモンは疲労回復のサポートをしますし、蜂蜜のほのかな甘さは、リラックス気分をさらに高めてくれますよ。
みなさんもぜひ、今晩のリラックスドリンクに取り入れてみてください。