寒いこの時期は、血管が収縮して血圧が上昇しやすくなります。
とくに、シニアの方は寝ている間に脳梗塞を、起床時には心筋梗塞を起こしやすい状態にありますので、十分な対策が必要となります。
とくに注意したいのは、寝る前の水分摂取。
みなさんは、夜中にトイレに行きたくなるからという理由で、水分摂取をせずに寝ていませんか?
寝る前に飲むべきドリンクは白湯
わたしたちは冬の時期でも、寝ている間に汗をかきます。
そして、体内の水分が不足していくと、血液がドロドロの状態になって、命にかかわる病気を引き起こすことも。
その代表格として挙げられるのが、脳梗塞と心筋梗塞です。
いずれも、死に至る確率が高い病気で、寝ている間に起きる突然死の主原因になっているんですよ。
この恐ろしい病を防ぐのに不可欠なのが、寝る前の水分補給。
しかし、夜中にトイレに行きたくなるからという理由で、寝る前に水を一切飲まない方も多いようです。
確かに、冷たい水を飲むと膀胱が刺激されて、尿がたまっていなくても尿意を発生させることがあります。
こうしたカラダの仕組みを踏まえて、寝る前の水分補給としておススメしたいのが「白湯」です。
水を15分ぐらい沸騰させて、飲めるぐらいの温度に冷ますと、水分子が非常に細かくなるため、カラダに素早く浸透していくのです。
もちろん、温度が高いから膀胱を過剰に刺激することもありません。
夕食には納豆を必ず食べる
こうした寝る前の水分補給と合わせて習慣にしたいのが、夕食に納豆を食べること。
納豆に含まれている「ナットキナーゼ」という成分には、血液の凝固を防ぐ強い作用がありますので、脳梗塞や心筋梗塞の予防に最適。
さらに、納豆に酢を加えると、すでにできている血栓を溶かす効果が高まりますから、夕食に必ず食べるようにするといいですよ。
食生活の改善と合わせて、マットレスの寝具環境も見直せば、夜間に発生する血管系の病気対策は完璧です。
湿度がこもっているマットレスで寝ていると、体温で温められた湿気がカラダにまとわりついてカラダを冷やします。
ですから、湿度ケアをしても寝具の機能が戻らない時は、健康と快眠のためにも、通気性や反発力、体圧分散力が高いマットレスに買い替えましょう。
言うまでもないことですが、疲労回復が進む睡眠は健康の源です。
機能が低下したマットレスでは、快眠は得られませんから、寝具の状態はこまめにチェックするようにしてくださいね。