冬の夜に重宝する寝具といえば、毛布ですね。
しかし、寝具店や通販サイトを見ると、多種多様の素材が使われていて、どのタイプが自分に合うのか分からなくなることも。
そこで今回は、寝具環境や寝心地をアップしてくれる素材の特徴について解説していきます。
最適な毛布が見つかれば、寒い夜でも布団に入るのが楽しみになって、熟睡どもアップしますよ。
至福の睡眠につながるのはウールの毛布
布団に入ると寝具内が寒くて、目が覚めてしまうこともある冬シーズン。
こんな時に素早く毛布にくるまれば、すぐに体温でポカポカ温まってきて、快眠に誘われます。
しかし、素材によって触感が大きく異なりますし、保温性も変わってきますので、朝までグッスリ眠るためにも大まかな特徴を抑えておきましょう。
何種類もある毛布の素材の中でもおすすめなのは、毛布の代名詞でもある「ウール」。
ウール素材には他の毛布にはない“縮れ”があり、これが冷たい空気を遮断するうえに、独特のクッション性も生み出しているんです。
また、表面は水分吸収力と放湿力が高いうろこ状の繊維になっているため、寝ている間に汗をかいても寝具の中が蒸れません。
機能性を重視するのでしたら、ウールの毛布で決まりです!
コスパ重視ならマイヤー毛布がおすすめ
羊毛の毛布は寝心地と機能性を兼ね備えた、理想的な掛布団ですが、価格が少しお高めなのがネックです。
もう少し値段を抑えた毛布を選びたいという場合は、アクリルやポリエステルなどの合成繊維で作られた「マイヤー毛布」を使ってみては?
化学繊維でありながら、保温性が羊毛に近いタイプもあり、カラダにしっかり密着するので、首の隙間などから暖気が逃げることもありません。
生地の編み方によって感触は異なりますが、2枚合わせのタイプだったら、たいていの方が寝心地がいいと感じることでしょう。
お金をかけて上質な睡眠環境で眠りたい方は、シルクの毛布を検討してみてください。
保温性は普通レベルですが、吸湿力と放湿力はかなり高いです。
何よりも、肌に触れる生地の触感が最高!
肌触りの良さは、快眠につながる重要な要素ですから、少し奮発してでも手に入れたい寝具と言えますね。
このような素材の特徴を踏まえて、みなさんも毛布で寝具の寝心地を改善してみませんか?
ただし、上質な毛布を使っていても、敷き寝具の機能が低下していたのでは、睡眠環境の悪化を招くことも。
寿命が過ぎていたり、湿気などのケアをしたりしても機能が回復しない場合は、思い切って新しいマットレスに買い替えましょう。
通気性がバツグンで、寝返りが打ちやすい高反発マットレスを手に入れれば、毛布の機能と相まって、ワンランク上の上質な眠りが得られますよ。