ワンルームマンションなど、スペースがない部屋で暮らしていると、ベッドをソファー代わりに使うと便利ですよね。
とくに、反発力が高いマットレスでしたら、座り心地も良くて座っている時間も長くなりがちに。
でも、睡眠時以外にマットレスを使っていると、快眠が妨げられてしまうこともあるんですよ。
圧力の集中がマットレスの機能低下に
マットレスは横になった時、カラダの重さが理想的なバランスで分散されるように作られています。
また、寝返りを打ちやすくするために適度な反発力を持ち、深い眠りをサポートするのもマットレスの重要な役割なんですね。
しかし、ソファー代わりに使っていると、マットレスの端の部分に力が集中的にかかり、体圧分散力や反発性が低下して、快眠を妨げてしまいます。
もし、マットレスをこのように使っている場合は、今すぐ寝具の機能を確認してみてください。
いつも座っている部分がへこんでいて、手で押しても形状が戻らない状態になっていませんか?
布団には寝る直前に入るべき理由
寝具をソファー代わりに使っていなくても、お風呂に入ったら布団に入って寝るまでの時間、マットレスの上でリラックスタイムを過ごすという方も多いことでしょう。
肌触りがよく、寝心地のいいマットレスを使っていると、カラダ自然に寝具に入ることを求めるものです。
しかし、いざ寝ようと思った時に、眠りにつくまで毎日1時間ぐらいかかる方は、このような習慣を改めましょう。
わたしたちの脳は、寝る前の行動を“睡眠儀式”ととらえ、それを合図にして眠りの準備に入ります。
布団に入ることもその1つで、これから眠りにつくという脳への合図となるんです。
ほかにも、歯を磨く、パジャマに着替える、お茶を飲むといった行動も睡眠儀式に当てはまりますから、快眠を得るためにいつも同じ時間に同じ行動をとるようにしてみましょう。
寝る前の行動をパターン化すればするほど、寝つきが改善することが多いですから、眠りのお悩みを抱えている方は、ぜひ、お試しください。