寝具はきちんとケアすると、通気性や反発力などの機能が維持されて、寿命が長くなります。
忙しい毎日を送っている方は、こまめなケアをする時間が取れないかもしれませんが、睡眠環境が悪化してしまったら、眠りの質が低下して仕事や家事の効率も下がってしまうんです。
そこで今回は、起床後のたった3分でできる、カンタンな寝具ケア方法を解説していきます。
起きた直後は寝具の湿気を飛ばす最適なタイミング
わたしたちは寝ている間に汗をかきますから、起きた時の寝具の中は体温でムレムレの状態になっています。
これを放置しておくと、水分が寝具の奥にまで浸み込んでしまい、カビやダニが繁殖しやすい環境になってしまうのです。
とくに、マットレスなどの敷寝具は通気性の悪化が進みますから、水分の吸収力が低下して、寝心地も悪くなっていきます。
このようなトラブルを避けるためにも、寝具は敷きっぱなしにせず、朝起きたら椅子にかけたり壁に立てかけたりして、ひと晩でたまった水分を放湿してみてください。
時間がない朝は、掛布団を敷布団からはがした状態にするだけでもOK!
たったこれだけのケアで、寝具の水分放出が最低限に抑えられますよ。
見落としがちな枕も置きっぱなしは厳禁!
敷寝具のケアが終わったら、今度は枕です。
頭部も汗をかきますから、敷寝具と同じように陰干しをして、水分の放湿を毎日行ってみましょう。
忙しい朝でも、3分もあればこうしたケアができますので、早速、明日の朝から実践してみてください。
サラサラの布団で毎日眠れたら、寝つきが良くなりますし、深い眠りも得られて目覚めの気分がかなりアップしますよ!