パソコンやスマートフォンの普及で、同じ姿勢をとり続けることが多くなったこともあり、腰痛に悩まされる方が急増しています。
この症状をさらに悪化させる要因の1つが、実は敷寝具なんです。
今はとくに痛みがなくても、寝具環境が悪化していたら急に腰痛が発生することもありますので、本記事を参考にして今使っている布団の状態をチェックしてみましょう。
睡眠時に軽減される腰の負担が増加する理由
二足歩行で生活しているわたしたちの腰には、常に体重の負担が大きくのしかかっています。
この状態でストレスによる筋肉の緊張や、同じ姿勢を取ることによる負荷が加わると、ダメージがさらに大きくなって腰痛が発生するのです。
一方、寝るときは横になりますから、腰への負担が軽くなりますし、睡眠中に筋肉の炎症なども修復されるため、朝起きた時は痛みが軽減された状態になります。
ところが、敷寝具の機能が低下していると、朝から腰に違和感を覚えたり、寝ている間に強い痛みで目が覚めるなんてことも。
腰痛は重症化すると、日常生活がままならなくなりますから、上記のような症状がある方は、布団がへたっていないか、腰が沈みすぎていないかなど、しっかり確認してみてください。
腰痛対策におすすめのマットレスとは
最近は、睡眠の質にこだわる人が増えたこともあって、さまざまなタイプのマットレスがお手軽価格で購入できるようになりました。
しかし、マットレスに横になった瞬間の感触が良くても、反発力が低いために寝返りが打ちにくいとか、体圧分散が適切にできていない場合、腰に大きな負担がかかってしまうんです。
このようなトラブルを避けるためにも、反発力や通気性だけでなく、耐久力も高い高反発マットレスを使うことをおすすめします。
腰などに体圧が集中することが避けられますし、疲労回復に欠かせない寝返りもしっかりサポートされますので、今までとは比べ物にならないぐらい質の高い睡眠が得られますよ。