寝具を買い替えるタイミングって、自分ではなかなか判断しにくいものです。
しかし、機能の低下や中材などの状態悪化が進んでいたら、眠りはどんどん浅くなり、病気になるリスクが高まります。
そこで今回は、
「今すぐ新しい枕に買い替えるべき」
と判断できる3つのケースを挙げていきます。
完全に該当していなくても、ほぼ当てはまる項目があったら、快眠と健康のために機能性が高い枕を手に入れましょう!
ケース1:枕がカビ臭い
わたしたちは寝ている間に、頭部からも発汗してカラダの熱を逃がしています。
この汗の水分は枕に浸み込んでいきますので、こまめに乾燥させないと内部に湿気がたまり、カビがあっという間に増殖するんです。
枕のニオイを嗅いでみてカビ臭いと感じたら、迷わず新しい枕に買い替えてください。
カビを吸い込むと呼吸器系の病気だけでなく、ガンを発症するリスクが高まりますから、かなり危険です。
消臭剤やカビ取りグッズを使って、一時的にキレイな状態に戻しても、内部に残った胞子が再び増殖して寝具環境を悪化させます。
ケース2:寿命が過ぎた状態で使っている
どんなに枕のケアを徹底していても、使っているうちに機能は低下していくので、快眠をサポートするどころか、睡眠の質が下がってしまいます。
素材によって変わりますが、枕は寿命が過ぎたら買い替えるのが常識。
自分の使っている枕の素材を今すぐチェックして、寿命が過ぎていないか確認してみましょう。
(枕の寿命)
・そばがら・・・1年
・ウレタン、わた、羽根素材・・・2~3年
・パイプ素材・・・4~5年
ケース3:頭を乗せると沈み込んでしまう
枕は首のカーブを支え、頭部の圧力を分散させるために使う寝具です。
しかし、機能が低下していると“へたり”が激しくなり、頭や首をサポートできず、逆に、ストレスを与えてしまいます。
朝起きた時に、首の痛みや肩こりを感じる場合は、枕が原因の1つである可能性が高いです。
頭を乗せた時、沈み込みが激しいと感じた場合も、新しい枕に買い替えてくださいね。
快眠をサポートする枕に必要な機能
枕は寝心地重視で選んでしまいがちですが、それより重要なのは、通気性のよさと衛生状態を保ちやすい機能があることです。
吸収した汗を素早く放湿できれば、カビの繁殖を抑えることができますし、枕のへたりも防ぐことにつながります。
また、洗濯機で丸洗いできる枕は、生地の表面だけでなく、内部の汚れもしっかり落とせますので、常に清潔な環境で熟睡できるんです。
最近、注目を集めている「ファイバーボール」を採用した枕でしたら、これらの機能をすべて持っていますので、睡眠の質が高まることが期待できます。
ファイバーボールは、高級羽毛のような感触を堪能できる安価な素材ですので、極上の睡眠を得るために試してみる価値アリですよ!