コラム April 03, 2019

枕の機能低下で健康リスクアップ?今すぐ買い替えと判断できる3つのケース

寝具を買い替えるタイミングって、自分ではなかなか判断しにくいものです。 しかし、機能の低下や中材などの状態悪化が進んでいたら、眠りはどんどん浅くなり、病気になるリスクが高まります。 そこで今回は、 「今すぐ新しい枕に買い替えるべき」 と判断できる3つのケースを挙げていきます。 完全に該当していなくても、ほぼ当てはまる項目があったら、快眠と健康のために機能性が高い枕を手に入れましょう!

ケース1:枕がカビ臭い

わたしたちは寝ている間に、頭部からも発汗してカラダの熱を逃がしています。 この汗の水分は枕に浸み込んでいきますので、こまめに乾燥させないと内部に湿気がたまり、カビがあっという間に増殖するんです。 枕のニオイを嗅いでみてカビ臭いと感じたら、迷わず新しい枕に買い替えてください。 カビを吸い込むと呼吸器系の病気だけでなく、ガンを発症するリスクが高まりますから、かなり危険です。 消臭剤やカビ取りグッズを使って、一時的にキレイな状態に戻しても、内部に残った胞子が再び増殖して寝具環境を悪化させます。

ケース2:寿命が過ぎた状態で使っている

どんなに枕のケアを徹底していても、使っているうちに機能は低下していくので、快眠をサポートするどころか、睡眠の質が下がってしまいます。 素材によって変わりますが、枕は寿命が過ぎたら買い替えるのが常識。 自分の使っている枕の素材を今すぐチェックして、寿命が過ぎていないか確認してみましょう。 (枕の寿命) ・そばがら・・・1年 ・ウレタン、わた、羽根素材・・・2~3年 ・パイプ素材・・・4~5年

ケース3:頭を乗せると沈み込んでしまう

枕は首のカーブを支え、頭部の圧力を分散させるために使う寝具です。 しかし、機能が低下していると“へたり”が激しくなり、頭や首をサポートできず、逆に、ストレスを与えてしまいます。 朝起きた時に、首の痛みや肩こりを感じる場合は、枕が原因の1つである可能性が高いです。 頭を乗せた時、沈み込みが激しいと感じた場合も、新しい枕に買い替えてくださいね。


快眠をサポートする枕に必要な機能

枕は寝心地重視で選んでしまいがちですが、それより重要なのは、通気性のよさと衛生状態を保ちやすい機能があることです。 吸収した汗を素早く放湿できれば、カビの繁殖を抑えることができますし、枕のへたりも防ぐことにつながります。 また、洗濯機で丸洗いできる枕は、生地の表面だけでなく、内部の汚れもしっかり落とせますので、常に清潔な環境で熟睡できるんです。 最近、注目を集めている「ファイバーボール」を採用した枕でしたら、これらの機能をすべて持っていますので、睡眠の質が高まることが期待できます。 ファイバーボールは、高級羽毛のような感触を堪能できる安価な素材ですので、極上の睡眠を得るために試してみる価値アリですよ!