みなさんは朝起きた時、背中に痛みを感じませんか?
一時的な痛みでしたら、さほど気にすることはありませんが、日常的な症状として発生し
たら、すぐに改善が必要です。
本記事で解説する3つのステップに従って、快眠を目指してみてください。
ステップ1:まずは寝返りの回数をチェック
わたしたちは睡眠中に、ひと晩で20回ぐらいの寝返りをうちます。
これは、同じ姿勢で寝ているとカラダの一部に体圧が集中し、血行が悪くなるうえに、熱
や湿気がたまってカラダに負担がかかるため、無意識で行なっている行動です。
ところが、反発力が低下している敷寝具で寝ていると、寝返りがうちにくくなります。
これによって、筋肉や関節にストレスが蓄積し、起きた時に感じる背中の痛みにつながる
んです。
自分が寝ている間に、何回の寝返りをうっているかは、スマートフォンのアプリを使うこ
とで確認できます。
「寝返り チェック アプリ」
というキーワードで検索すると、自分のスマートフォンで使えるアプリが表示されますよ
。
ステップ2:寝具の反発力を回復させてみる
アプリを使って寝ている間の様子を確認した結果、ほとんど寝返りが打てていないと分か
ったら、敷寝具のケアを徹底してみてください。
天日干しできる寝具であれば、週に2~3回ぐらいは日光に当てたうえで、こまめに布団乾
燥機もかけて内部の水分を放湿させましょう。
2週間ぐらいケアして、状態が変わらないようでしたら、新しい敷寝具を購入するべきで
す。
ステップ3:高反発マットレスを購入する
最近、テレビのコマーシャルなどで人気を集めている低反発マットレスは、横になった瞬
間はとても寝心地がいいと感じます。
しかし、カラダが極端に沈み込んでしまうため、寝返りが打ちにくくなるというデメリッ
トが。
逆に、高反発マットレスでしたら、体圧を理想的なバランスで分散しつつ、寝返りをしっ
かりサポートしてくれます。
寝返りをうつときは、かなりの力が必要ですから、男性より筋肉の量が少ない女性は、高
反発マットレスを使うべきと言えますね。
寝返りがしっかりうてる寝具環境で眠れば、今まで浅かった睡眠が次第に深くなっていき
、朝の不快感から解放されることでしょう。
睡眠の質が上がると、日中の行動力が上がり、生活の充実度もアップしますから、ぜひ、
実践してみてくださいね。