コラム May 24, 2019

専門家も推奨しない?低反発マットレスがおすすめできない3つの理由

柔らかい素材でカラダを包み込んみ、眠りに誘ってくれる低反発タイプのマットレス。
その寝心地の良さを知ってしまうと、他の寝具では寝られないという方もいるぐらい人気 を集めていますが、実はデメリットがあまり知られてないのが実状なんです。 すべての商品に当てはまることではありませんが、粗悪な低反発マットレスで寝ていると 、深刻な不眠症状を引き起こすこともありますので、本記事を参考に正しい知識を身につ けておきましょう! shutterstock_1054556663

心地よさは寝ているうちに寝苦しさに変わる?

横になるとカラダの形に沿って沈み込み、心地よい感触を与えてくれる低反発マットレス 。 心身がリラックスして寝つきがよくなると評判ですが、素材の反発力が足りないため、腰 や背中、お尻など、一部の部位に体重の圧力が集中し、寝苦しさを感じる商品が多いんで す。
そのため、眠りが浅くなる傾向にあり、朝起きた時に
「寝た気がしない」
「腰や背中が痛い」
と感じることも。
わたしたちは寝返りをうって寝苦しさを解消するのですが、低反発マットレスの場合は、 カラダの沈み込みのせいで寝姿勢を変えにくいため、朝までカラダの特定部位に圧力が集 中してしまうんですね。 shutterstock_324459995

ウレタン素材は熱と湿気がこもりやすい

低反発マットレスマットレスのメリットとして挙げられるのは、保温性が高いことです。
そのおかげで、寒い冬はとても快適に眠れるのですが、熱や湿気がこもりやすくなり、夏 は高温・多湿の睡眠環境になるというデメリットも。 こうなると、カラダへの圧力集中とあいまって、寝苦しさが倍増し、夜中に何度も目が覚 めてしまうんです。

カビやダニが繁殖しやすくなる

マットレスに湿気がたまっていくと、ダニやカビが繁殖しやすい状態になります。
低反発ウレタン素材は、陰干しなどをこまめにおこなっても、水分が十分に放湿されない ため、ダニアレルギーや、カビによる気管支炎を発症することもあるんです。 shutterstock_489888049 ダニ 冒頭でも触れたとおり、こうした低反発マットレスのデメリットは、すべてのマットレス に当てはまることではありません。
しかし、寝心地がよさそうなマットレスを買ったものの、気がついたら睡眠の質が低下し て、深刻な睡眠障害を発症してしまったという方は、少なくないんです。 それでしたら、寝返りが打ちやすくて体圧をしっかり分散してくれる、高反発タイプのマ ットレスを購入するのが、賢い選択と言えるでしょう。
低反発と同じウレタン素材でも、通気性がバツグンで、寝具にたまった水分を放湿しやす い商品がありますので、ぜひ、お試しください。