コラム June 30, 2019

【タイプ別に変わる運動するタイミング】寝つきが悪い方は夜の運動はNG?

日々の快眠に、毎日適度な運動をすることは不可欠です。
しかし、カラダを動かすタイミングを間違えると、かえって不眠が進んでしまうことも・・・。
もしかしたら、夕食後の散歩が睡眠障害の原因となっているかも? shutterstock_595642064

不眠の悩みがない方は寝る3時間前の運動がベスト

カラダを動かすと、乱れがちな自律神経が整い、毎日の快眠につながります。
現時点で、不眠の悩みを抱えていない方でも、年齢を重ねるにつれて睡眠は浅くなり、ストレスが抜けにくくなりますから、健康維持も兼ねて運動習慣は必ず取り入れるようにして下さいね。
おすすめの時間帯は、夕食を食べた後の、布団に入る3~4時間前です。
食後にウォーキングなどの適度な運動をすると、血糖値の上昇を防げますので、生活習慣病の予防にも役立ちます。 また、適度な疲労がたまることでカラダは休息を求めますから、寝つきもさらにアップすることが期待できるのです。
ただし、すでに睡眠障害が発生している方は、このような運動習慣は避けるべきです。 shutterstock_1045009936

運動することで活性化する交感神経の影響とは

運動をすると心身の活動力が高まりますから、自律神経の1つである交感神経が活性化するんですね。
交感神経は、車で例えるとアクセルの働きをしますので、寝る前に優位になると寝つきが悪くなることがあるのです。 夜は交感神経にブレーキをかける、副交感神経がしっかり働かなくてはなりません。
布団に入ってもなかなか眠れないとお悩みの方は、運動する時間を夕方4時前後にして下さい。
この時間帯でしたら、夜の睡眠に影響が出ませんし、1日で一番体温が上がって代謝がアップしてているため、ダイエット効果も期待できますよ! shutterstock_587931092 (3)