コラム July 15, 2019

【朝まで一睡もできなかった時にすべきこと】仮眠をとるのはOK?

仕事でやむを得ず徹夜をしなくてはならない時や、気分が高ぶって朝まで一睡もできなか った時は、次の日の行動力が一気に低下します。
朝から頭の回転は落ちますし、疲れや眠気も昼ぐらいにピークを向かえて、カラダを動か すのも億劫になりますよね。 このような状態になっても、その時点での疲労や睡眠不足を解消するのではなく、体内時 計の乱れを防ぐことを優先すべきです。
では、具体的にどのような行動をとるべきか、本記事を読んでしっかり覚えておきましょ う。 shutterstock_225571033

徹夜明けでも朝日はしっかり浴びる

体内時計の乱れを防ぐには、毎朝同じ時間に起きて、すぐに太陽光を浴びることが重要で す。
このような行動をとることで、眠気を発生させる睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が止 まり、それから約15時間後に、ホルモンの再分泌が始まるからです。 徹夜明けの状態だと、朝の眠気は普段よりかなり強くなっていますが、一度体内時計をリ セットするために、カーテンを全開にして全身に太陽光を浴びてください。 目が覚めないようであれば、シャワーを浴びたり、手や足を温めたりするのがおすすめで す。
頭をシャキッとさせるために、ホットコーヒーや緑茶などでカフェインを摂取するのはい いですが、エナジードリンクは避けてください。 商品にもよりますが、エナジードリンクを飲むのが習慣になると心臓への負担が大きくな り、心疾患を引き起こすリスクが高まるんですよ。 shutterstock_77163382

仮眠は昼寝と同じく15分を目途に

昼間に眠気が強くなって、仕事や家事がはかどらなくなったら、15分程度の仮眠をとって ください。
ただし、昼寝と同じで寝るのは午後2時までで、深い眠りに入らないようにするため、布 団には入らないのが基本。 クッションなどを頭にあてて、椅子に座った状態で寝るか、机に突っ伏した姿勢で寝るよ うにしましょう。 徹夜明けの夜は、極端に早い時間に寝ることは避け、いつもより1時間程度早く布団に入 ってください。
また、前日に眠っていないことで、いつもより疲労やストレスがたまっていますから、深 い眠りを得るために、夕食を早く取ることもお忘れなく!
寝るときに胃腸が消化・吸収活動を続けていたら、疲労回復の妨げとなります。 shutterstock_1066743512 このように、しんどい1日を乗り切って、翌日はいつもと同じ時間に起きる。 そして再び、太陽光をすぐに浴びて体内時計をリセットすれば、徹夜のダメージもすぐに 回復しますよ。