コラム August 02, 2019

夕方のうたた寝は危険!快眠にもつながるおすすめ習慣とは?

日中の行動力や頭の回転をアップさせるために、15分程度の昼寝をすることは、夜の快眠 にもつながるおすすめの習慣です。
しかし、夕方ごろに寝てしまうと、夜になっても目がさえたままになり、睡眠不足から不 眠症を引き起こすリスクが高まります。
このようなトラブルを避けると同時に、快眠と健康につながる夕方の行動を紹介しますの で、みなさんの生活に取り入れてみてください。 shutterstock_161310269

人間は適度に疲れていないと眠れない?

朝から仕事や家事に追われた生活を続けていると、夕方ぐらいに疲労がピークに達し、夜 になるとこの疲れやストレスを解消するための睡眠に導くために、脳は眠気を発生させま す。
しかし、夕方過ぎにうたた寝をしてしまうと、ある程度、疲労回復が進んでしまうために 、いつもの時間に眠くならないといった症状が発生するのです。 通勤時も同じで、帰りの電車に座って心地よい気分で寝てしまうと、夜の睡眠に影響しま す。 寝つきに問題はなくても、眠りが浅くなって疲れが翌日まで持ち越されてしまいますから
「昼寝は午後2時までとし、夕方のうたた寝はしない」
というルールを決めて、生活のリズムを乱さないようにしてくださいね。 shutterstock_485086132

夕方の眠気を吹き飛ばす方法とは?

夕方のうたた寝はNGとわかっても、睡眠不足が続いていると睡魔に勝てず、行動力や思 考力も低下してしまいますよね?
そんな時は、運動をしてみましょう。
ハードな運動じゃなくても、ストレッチやラジオ体操、散歩程度でもOKです。 shutterstock_155210258 専業主婦の方は、自宅の床掃除をするのもいいですね。
夕方は1日で一番体温が高まり、代謝もよくなっている時間帯ですから、ダイエットにも 効果的!
運動前に顔を洗ったり、炭酸水を飲んで胃腸に刺激を与えたりすると、眠気解消が進んで 夜の快眠につながりますよ!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)