コラム August 23, 2019

枕は使っているうちに重くなる!?頭皮のニオイもダニが原因かも?

寝具はこまめにケアしないと、高級品であっても機能が低下していき、知らず知らずのうちに快眠を妨げる状態になってしまいます。

とくに、カバーをかけるだけで陰干しなどもせずに使うことが多い枕には、想像を絶する老廃物がたまっているかもしれないんですよ!

2年間の使用で枕の重さは1.3倍以上に!?

新品の枕はとてもふかふかで肌触りがよくても、使用期間が長くなると次第に湿っぽくなり、寝心地が悪くなっていくものです。

さらに、寝ている間に頭がかゆくなったり、頭皮のコンディションが悪くなったりすることも。

みなさんもご存じのとおり、わたしたちは寝ている間に汗をかきますので、この水分のほとんどは寝具に移っていきます。

枕もこまめに陰干しするなどして、この湿気をしっかり放湿し続ければいいのですが、忙しい朝に寝具をケアする時間って、あまり確保できないですよね?

その一方で、枕の内部には水分だけでなく、頭皮からはがれおちた古い角質や皮脂もたまっていき、それらを餌とするダニが大量に発生しているのです。

イギリスのセントバーツ病院の医師、アート・タッカー氏の研究によると、枕を2年間使うとダニとその死骸、フンの重さで、なんと1.3倍ぐらいに増えるんだとか!

快眠を守る“洗える枕”がおすすめ

枕カバーを使えば、ある程度の汚れは防げますが、生地の奥に生息するダニを除去することは不可能です。

しかし、衛生状態が低下した枕をそのまま使い続ければ、美容にも悪影響が出てきますし、眠りがどんどん浅くなってカラダの免疫力が低下し、さまざまな病気を引き起こします。

そこでおすすめしたいのが、自宅の洗濯機で洗える枕の使用です。

週末などに枕を洗ってしっかり乾かし、表面だけでなく枕内部の汚れも落とせば、私たちの快眠環境は守られます。

当サイトでも紹介している「プレミアム枕」は、洗濯機で洗っても生地が傷みにくい仕様で、撥水性もバツグン!

ダニはもちろんのこと、カビなどの発生防止にもひと役買いますから、今までの睡眠とは比べ物にならないぐらいの“極上の眠り”が実現するかもしれませんよ!


(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)