コラム
August 31, 2019
布団に入ってもなかなか眠れない悩みを解消する2つの方法
わたしたちの体内では、毎晩決まった時間に眠気を発生させる睡眠ホルモンが分泌されており、心身の疲労回復を促すのです。
睡眠に問題がない方でしたら、布団に入ったら10分前後で眠りにつけます。
しかし、毎晩寝るまで1時間近くかかるという方は、生活習慣の見直しが必要です。
仕事に追われて遅くまで頭を使っている方は、寝る前の“スローダウン”を習慣にしましょう。
夜は休息の時間ですから、副交感神経が自然に優位な状態になり、交感神経のはたらきは収まっていくんですね。
しかし、寝る直前まで仕事をしていたり、SNSなどに没頭したりして頭をフル回転させていると、交感神経が優位の状態になり、寝つきの悪さを招きます。
このような生活を続けている方は、布団に入る1時間前になったら仕事はストップし、スマートフォンやパソコンなどの操作もやめましょう。 そして、運動の後に行なう筋肉のクールダウンと同じように、脳の興奮状態を解消する“スローダウン”を実践してください。
お気に入りのアロマのニオイを楽しみながら、リラックス効果が高いハーブティーを飲む。
洗面器などにお湯を張って足を温める、といった行動を習慣にするのがおすすめですよ!
湿気がたまったマットレスや枕を使っていたら、ニオイのストレスを感じて副交感神経が働きにくくなりますし、寝ている間に体温で蒸れてしまい、夜中に寝苦しさを感じて何度も目を覚ましてしまう頻度が高まるんです。
敷寝具のへたりが著しくてなっており、横になっても心地よさを感じなかったら、新しい寝具に買い替えましょう。 枕も同様で、頭を乗せたときに違和感を覚えるようでしたら、迷わず新品のアイテムを手に入れてください。
適度な反発力があって、通気性バツグンのマットレスと、洗濯機で内部の汚れを丸洗いできる枕を使えば、寝つきが驚くほどよくなることが期待できますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
睡眠に問題がない方でしたら、布団に入ったら10分前後で眠りにつけます。
しかし、毎晩寝るまで1時間近くかかるという方は、生活習慣の見直しが必要です。
仕事に追われて遅くまで頭を使っている方は、寝る前の“スローダウン”を習慣にしましょう。
寝る1時間前に脳のスローダウンを行なう
わたしたちの活動を支える自律神経は、心身を興奮状態にする交感神経と、リラックスモードに導く副交感神経が対になってはたらいています。夜は休息の時間ですから、副交感神経が自然に優位な状態になり、交感神経のはたらきは収まっていくんですね。
しかし、寝る直前まで仕事をしていたり、SNSなどに没頭したりして頭をフル回転させていると、交感神経が優位の状態になり、寝つきの悪さを招きます。
このような生活を続けている方は、布団に入る1時間前になったら仕事はストップし、スマートフォンやパソコンなどの操作もやめましょう。 そして、運動の後に行なう筋肉のクールダウンと同じように、脳の興奮状態を解消する“スローダウン”を実践してください。
お気に入りのアロマのニオイを楽しみながら、リラックス効果が高いハーブティーを飲む。
洗面器などにお湯を張って足を温める、といった行動を習慣にするのがおすすめですよ!
寝具の状態も寝る前に必ずチェック
少しでも寝つきをよくするためには、寝具の状態も最適に保つ必要があります。湿気がたまったマットレスや枕を使っていたら、ニオイのストレスを感じて副交感神経が働きにくくなりますし、寝ている間に体温で蒸れてしまい、夜中に寝苦しさを感じて何度も目を覚ましてしまう頻度が高まるんです。
敷寝具のへたりが著しくてなっており、横になっても心地よさを感じなかったら、新しい寝具に買い替えましょう。 枕も同様で、頭を乗せたときに違和感を覚えるようでしたら、迷わず新品のアイテムを手に入れてください。
適度な反発力があって、通気性バツグンのマットレスと、洗濯機で内部の汚れを丸洗いできる枕を使えば、寝つきが驚くほどよくなることが期待できますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)