コラム
September 12, 2019
【寝付けない夜の正しい対策】“目を閉じて横になるだけ“はNG?
昔から、布団に入っても寝付けない時は、目を閉じて横になっているだけいいと言われてきました。
しかし、近年の睡眠に関する研究で、このような対処法は逆効果であることが分かってきたんです。
では、眠れない夜はどのように過ごせばいいのでしょうか?
夜は心身の休息が必要なので、
「眠れなくても布団に入って横になっているだけでもいい」
というのが昔からの常識ですが、これはNG行動なんです。
目を閉じてじっとしていると、ストレスの原因である怒りや不安が増長されて、神経がさらに高ぶってしまいますので、眠りに誘う副交感神経がはたらきにくくなってしまいます。
さらに、脳が
「布団に入ると眠れなくなる」
と認識してしまうので、次の日も、また次の日も同じ状況に陥る可能性が・・・。
布団に入っても眠れず、嫌なことを考えてしまうときは、思い切って起き上がるのが正解です。
天井から部屋全体を照らす照明は消して、やさしい灯りの間接照明を使うようにしましょう。
また、脳を刺激すると興奮状態がさらに高まりますので、テレビやネットを見るようなことはせず、読書やヒーリング音楽を聴きながら瞑想などをしてみてください。
「情報を得る行為は厳禁!」
ですよ! さらに、このようなリラックスした状態で、鎮静作用があるアロマをたいてみたり、ハーブティーを飲んだりと、五感を優しく刺激します。
次第に副交感神経優位の状態になり、眠くなってくることでしょう。
翌日の睡眠不足は、昼寝で解消するといいですよ。
午後2時までに15分程度の睡眠をとることで、日中の行動力や思考力低下が軽減できます。
気温が下がる時期は、冷えの影響も受けて寝つきが悪くなる夜が増えますから、焦らずに眠れない時間を有意義なリラックスタイムに変えてしまいましょう!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
しかし、近年の睡眠に関する研究で、このような対処法は逆効果であることが分かってきたんです。
では、眠れない夜はどのように過ごせばいいのでしょうか?
眠れなくなったら布団から出るべし!
ストレスがたまっている時などは、布団に入ってもなかなか寝付けず、気が付いたら1時間以上経過していた、なんてことがありますよね。夜は心身の休息が必要なので、
「眠れなくても布団に入って横になっているだけでもいい」
というのが昔からの常識ですが、これはNG行動なんです。
目を閉じてじっとしていると、ストレスの原因である怒りや不安が増長されて、神経がさらに高ぶってしまいますので、眠りに誘う副交感神経がはたらきにくくなってしまいます。
さらに、脳が
「布団に入ると眠れなくなる」
と認識してしまうので、次の日も、また次の日も同じ状況に陥る可能性が・・・。
布団に入っても眠れず、嫌なことを考えてしまうときは、思い切って起き上がるのが正解です。
照明を暗くした空間で読書するのがおすすめ
布団から出た後に注意したいのは、自律神経を刺激しない行動をとらないことです。天井から部屋全体を照らす照明は消して、やさしい灯りの間接照明を使うようにしましょう。
また、脳を刺激すると興奮状態がさらに高まりますので、テレビやネットを見るようなことはせず、読書やヒーリング音楽を聴きながら瞑想などをしてみてください。
「情報を得る行為は厳禁!」
ですよ! さらに、このようなリラックスした状態で、鎮静作用があるアロマをたいてみたり、ハーブティーを飲んだりと、五感を優しく刺激します。
次第に副交感神経優位の状態になり、眠くなってくることでしょう。
翌日の睡眠不足は、昼寝で解消するといいですよ。
午後2時までに15分程度の睡眠をとることで、日中の行動力や思考力低下が軽減できます。
気温が下がる時期は、冷えの影響も受けて寝つきが悪くなる夜が増えますから、焦らずに眠れない時間を有意義なリラックスタイムに変えてしまいましょう!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)