コラム November 15, 2019

【朝のお決まりアンチエイジング】日光浴前にすべきこととは?

朝起きたらカーテンを開けて日光浴をすると、体内時計がリセットされるうえに、眠気もとれて脳が覚醒しますので、1日の行動力が上がります。

さらに、夜も決まった時間に眠くなり、深い眠りがサポートされて、美肌に不可欠な成長ホルモンの分泌量も高まるのです。

しかし、みなさんもご存知の通り、太陽光には紫外線が含まれています。
当然、朝の日光浴でも紫外線のダメージを少なからず受けてしまうので、本記事でその軽減策を紹介していきましょう。

シミの生成は太陽光を浴びて5秒後に始まっている

紫外線を浴びると、体内に肌を老化させる「活性酸素」が増加して、乾燥が進んでさまざまな肌トラブルを引き起こします。

さらに、肌にメラニン色素が生成され、きちんとしたケアをしないとシミになってしまうことも。
起床後に日光浴することは、快眠や健康、美容の基本とわかっていても、こうした肌へのダメージも気になるところですよね?
そこで、みなさんにおすすめしたいのが、起きたらすぐに日焼け止めを塗る習慣。

布団の横に顔に塗るタイプの日焼け止めを置いておき、目が覚めたら顔にうっすら塗ってから、日光浴をしましょう。
もちろん、洗顔時にUVクリームは落とします。

朝食にも抗酸化成分が多い食材を!

さらに、日焼け対策に効果的なのは、朝食に活性酸素を減らす成分(抗酸化成分)が多く含まれた食材を摂ることです。
レモンやオレンジなどのかんきつ類、キウイやトマトなどは、デザートやサラダとして手軽に食べられるので、忙しい朝にもおすすめ!
また、緑茶にも強力な抗酸化成分「茶カテキン」が含まれていますので、朝のドリンクとして飲むようにしてみましょう。


紫外線によるダメージは、UV対策を十分に行なっていても完全に避けることはできませんが、日光浴で体内時計をリセットして夜の快眠が得られれば、寝ている間に活性酸素の分解が進むんです。

さらに、夜間に分泌量が高まって眠りに誘う「メラトニン」という睡眠ホルモンにも、強力な抗酸化作用がありますので、太陽光とうまく付き合いながらアンチエイジングと快眠の両方を実現して下さいね。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)