コラム
December 15, 2019
今日から始める冬の快眠対策!睡眠に最適な寝室の温度と湿度は?
冬の快眠の大敵といえば、寒さですね。
寝る前は暖房で部屋がポカポカになっていても、明け方にかけて温度が急激に下がることで、夜中に目を覚ましてしまう頻度が高まります。
このような睡眠トラブルを起こさないためにも、寝室の温度と湿度設定のポイントを押さえておきましょう。
とくに、冷えやすい女性は室温の低下に敏感ですから、朝までぐっすり眠るためにも、エアコンなどの暖房器具を使って18度前後に保ちましょう。
ここで気になるのは、エアコンをつけっぱなしにすることでかさむ電気代ですね。
エアコンメーカーのダイキンの調べによりますと、暖房をこまめにオン/オフするよりも、温度設定を一定にしてつけっぱなしにするほうが、消費電力は抑えられることがわかっています。
一晩中、エアコンをつけていても、さほど電気代には響かないので、夜中や明け方に室温が下がる時期は、つけっぱなしで寝るのが賢明ですね。
起床時に寒さを感じないと、目覚めの気分がよくなり、仕事や家事がはかどるというメリットも生まれますよ。
これは、冬に限らず、オールシーズンで当てはまります。
寝室の乾燥は、喉の不調や肌荒れを引き起こすうえに、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなりますので、加湿器をうまく使って湿度をコントロールしてください。
加湿器を使う時に注意したいのは、寝具への湿気移りです。
ベッドのそばに加湿器を設置すると、掛布団や敷き寝具が湿ってしまい、カビの増殖を招いてしまいます。
冬場は、寝具のケアをしても放湿しにくいのが実状です。
このようなリスクを踏まえて、加湿器はベッドから離れた位置に置いて、睡眠中の寝具内も湿度50%をキープしてくださいね。
温度と湿度を最適に調整するだけで、みなさんの睡眠が劇的に改善される可能性があります。
ぜひ、今晩から、寝室の環境改善を始めてください!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
寝る前は暖房で部屋がポカポカになっていても、明け方にかけて温度が急激に下がることで、夜中に目を覚ましてしまう頻度が高まります。
このような睡眠トラブルを起こさないためにも、寝室の温度と湿度設定のポイントを押さえておきましょう。
室温は18度前後になるように設定
睡眠中は布団の中が温かくなっていても、室温があまりにも低すぎると、わたしたちは夜中に目を覚ますことが多くなります。とくに、冷えやすい女性は室温の低下に敏感ですから、朝までぐっすり眠るためにも、エアコンなどの暖房器具を使って18度前後に保ちましょう。
ここで気になるのは、エアコンをつけっぱなしにすることでかさむ電気代ですね。
エアコンメーカーのダイキンの調べによりますと、暖房をこまめにオン/オフするよりも、温度設定を一定にしてつけっぱなしにするほうが、消費電力は抑えられることがわかっています。
一晩中、エアコンをつけていても、さほど電気代には響かないので、夜中や明け方に室温が下がる時期は、つけっぱなしで寝るのが賢明ですね。
起床時に寒さを感じないと、目覚めの気分がよくなり、仕事や家事がはかどるというメリットも生まれますよ。
湿度計を使って湿度50%をキープする
一方、寝室の湿度は、50%前後に保つとほとんどの方が快適と感じるようです。これは、冬に限らず、オールシーズンで当てはまります。
寝室の乾燥は、喉の不調や肌荒れを引き起こすうえに、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなりますので、加湿器をうまく使って湿度をコントロールしてください。
加湿器を使う時に注意したいのは、寝具への湿気移りです。
ベッドのそばに加湿器を設置すると、掛布団や敷き寝具が湿ってしまい、カビの増殖を招いてしまいます。
冬場は、寝具のケアをしても放湿しにくいのが実状です。
このようなリスクを踏まえて、加湿器はベッドから離れた位置に置いて、睡眠中の寝具内も湿度50%をキープしてくださいね。
温度と湿度を最適に調整するだけで、みなさんの睡眠が劇的に改善される可能性があります。
ぜひ、今晩から、寝室の環境改善を始めてください!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)