コラム
February 11, 2020
【快眠につながる冬の入浴法】体温のメカニズムを知れば熟睡体質に!
寒い冬は、お風呂に入ってカラダを温めた後、すぐ布団に入る方も多いですね。
しかし、この入浴法は間違いなんです。
寝る前は、体温を下げるのが基本。
体温変化のメカニズムを知れば、寝つきがよくなるだけでなく、朝までグッスリの熟睡体質が身に付きますよ。
睡眠中は内臓もはたらきを停止して疲労回復を進めるため、寝る時間に近づくにつれて深部体温が低下していくんです。
この体温変化が、寝つきの良さと熟睡につながります。
ところが、寝る直前に入浴すると深部体温が上がってしまうため、布団に入ってもなかなか寝付けなくなることも・・・。
逆に、深部体温が急激に下がると、寝つきは驚くほどよくなるんです。
このような体温変化を意図的に発生させるには、布団に入る2時間前に入浴するのがベスト。
・38~40度ぐらいのお湯に、15分ほど浸かる
・熱いお湯には入らない(脳を覚醒させるため)
・入浴後は汗をしっかり拭き、頭も乾かして冷えを防止する
以上の3点を守って、みなさんも今晩から深部体温を味方につけてください。
寝ている間に疲労やストレスをしっかり回復させるためには、このタイミングで自律神経の1つである、副交感神経を優位にはたらかせる必要があります。
そのためには、光の刺激を避けることも不可欠です。
浴室の光を浴び続けていると、熱の刺激同様、脳を覚醒させてしまいますので、入浴中は消してしまいましょう。
脱衣所の電気だけ点けておけば、十分明るさは確保できます。
また、お気に入りの入浴剤やバスアロマを使うのもおすすめです。
入浴を心地よい香りで癒される時間に変えてしまえば、いやなことや焦りなどでたまったストレスが、スーッと抜けていきますよ。
忙しい日々を送っていると、冬でもシャワーで済ませてしまいがちですが、今回ご紹介した入浴法を実践するだけで、翌日の仕事や家事のはかどり方が変わります。
ぜひ、今晩から実践してみてください。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
しかし、この入浴法は間違いなんです。
寝る前は、体温を下げるのが基本。
体温変化のメカニズムを知れば、寝つきがよくなるだけでなく、朝までグッスリの熟睡体質が身に付きますよ。
入浴は寝る2時間前がベスト
わたしたちの体温は、カラダの表面の温度と、内臓付近の温度(深部体温)の2種類あります。睡眠中は内臓もはたらきを停止して疲労回復を進めるため、寝る時間に近づくにつれて深部体温が低下していくんです。
この体温変化が、寝つきの良さと熟睡につながります。
ところが、寝る直前に入浴すると深部体温が上がってしまうため、布団に入ってもなかなか寝付けなくなることも・・・。
逆に、深部体温が急激に下がると、寝つきは驚くほどよくなるんです。
このような体温変化を意図的に発生させるには、布団に入る2時間前に入浴するのがベスト。
・38~40度ぐらいのお湯に、15分ほど浸かる
・熱いお湯には入らない(脳を覚醒させるため)
・入浴後は汗をしっかり拭き、頭も乾かして冷えを防止する
以上の3点を守って、みなさんも今晩から深部体温を味方につけてください。
リラックスが進む浴室の環境とは?
入浴は心身をリラックスさせて、深い眠りを得るための準備行動です。寝ている間に疲労やストレスをしっかり回復させるためには、このタイミングで自律神経の1つである、副交感神経を優位にはたらかせる必要があります。
そのためには、光の刺激を避けることも不可欠です。
浴室の光を浴び続けていると、熱の刺激同様、脳を覚醒させてしまいますので、入浴中は消してしまいましょう。
脱衣所の電気だけ点けておけば、十分明るさは確保できます。
また、お気に入りの入浴剤やバスアロマを使うのもおすすめです。
入浴を心地よい香りで癒される時間に変えてしまえば、いやなことや焦りなどでたまったストレスが、スーッと抜けていきますよ。
忙しい日々を送っていると、冬でもシャワーで済ませてしまいがちですが、今回ご紹介した入浴法を実践するだけで、翌日の仕事や家事のはかどり方が変わります。
ぜひ、今晩から実践してみてください。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)