コラム March 18, 2020

【快眠の基本】カビやダニが増殖したウレタンマットレスは買い替えが賢明!

寝心地が良くて、取り扱いもラクなウレタンマットレスですが、使い方を間違えると、知らず知らずのうちにダニが繁殖していきます。
さらに、マットレスを裏返してみたら、びっしりカビが生えているなんてことも・・・。
敷き寝具がこのような状態になってしまったら、迷わず買い替えるのが賢い選択です!

覚えておきたいウレタン素材のデメリットとは?

ウレタンマットレスは快適な寝心地を提供してくれる一方で、水分がこもりやすいという特徴があります。
わたしたちは、寒い冬でも寝ている間にコップ1杯分ぐらいの汗をかきますから、寝具は基本的に毎日陰干しする必要があるのです。
しかし、仕事や育児で忙しい日々を送っている方でしたら、朝から寝具のケアをする時間を確保するのは難しいですね。

その一方で、ウレタン内部は湿度が高い状態になり、フケや古い角質などをエサとするダニが繁殖。
さらに、カビも生えてきて、睡眠環境が一気に悪化してしまいます。
もし、今使っている寝具がこのような状態になっていたら、睡眠の質は低下し、健康リスクが高まる一方ですので、すぐに改善するべきです。

自宅でのカビ除去には限界がある?

マットレスにカビが生えていたら、除菌クリーナーなどで洗うことを検討する方も多いことでしょう。
しかし、落とせるのは生地の表面にあるカビのみで、内部には胞子がたくさん存在するため、しばらくすると増殖が再開します。
また、ダニ対策として有効な布団乾燥機も、熱に弱いウレタンマットレスには使えないケースが多いです。

布団専門のクリーニングに出すという手もありますが、高額な費用がかかるのがネック・・・。

それであれば、通気性がよくて湿度を調整する機能もある、新品のマットレスに買い替えるべきでしょう。

本サイトで取り扱っているマットレスであれば、サイズにもよりますが、1万円以下で理想的な快眠環境が手に入ります。
新しいマットレスと一緒に、吸湿シートと汗の吸収をサポートする敷きパッドを使用すれば、寝具の機能低下が防げます。
クリーニング費用よりも安くつき、心地よい環境で眠れるのですから、みなさんもこの機会に、マットレスの買い替えを検討してみましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)