【疲労回復につながる快眠術】寝具の改善と寝る前の習慣で朝が変わる!
みなさんは朝起きた時、グッスリ眠れて疲れも取れたという爽快感が得られていますか?
逆に、寝た気がしない、カラダが痛いといった症状がある方は、寝具や寝る前の行動に問題がある可能性があります。
睡眠を改善しやすい涼しい今のうちに、疲労回復が進む寝具環境と快眠につながる習慣を取り入れましょう。
寝酒・寝る前の入浴・遅い時間の食事はすべて改善
睡眠は1日の疲労を回復させ、ストレスを解消させるための重要な生命活動です。
しかし、忙しい毎日を送っていて、ストレスフルな状態が続いていると、布団に入ってもなかなか寝付けなくなりますし、夜中に何度も目が覚めて、深い眠りが中断されることも。
わたしたちの睡眠は、カラダの疲れを回復させる浅い睡眠と、脳を休める深い睡眠が交互に繰り返されるのですが、眠りが浅いと疲労回復がかないませんし、健康リスクが高まって病気にかかりやすくなります。
寝つきをよくするために行なっている毎日の行動にも、意外な落とし穴がありますので、まずはありがちな習慣をチェックしてみましょう。
(寝酒)
アルコールの影響で筋肉が弛緩してリラックス状態になり、寝つきはよくなりますが、脳は覚醒状態にあるため、睡眠は浅くなります。
また、体内でアルコールの分解作業が終わったら目が覚めて、そのまま朝まで眠れなくなることも。
(寝る前の入浴)
眠る時はカラダをクールダウンさせるために、わたしたちの体温は自然に下がります。
でも、寝る直前に入浴すると体温が上がってしまうので、寝つきの悪さにつながってしまうのです。
(寝る前の食事)
帰宅時間が遅い方は、夕食が寝る直前になりがちですが、寝ている間に胃が活動していると、疲労回復が妨げられてしまいます。
空腹で眠れないぐらいになったら、おかゆやうどんなど、消化のよい食べ物を摂るようにしましょう。
今使っている布団で寝返りがきちんとうてますか?
わたしたちは寝ている間、ずっと同じ姿勢をとっているわけではなく、体圧を分散させたり、布団にこもった熱を逃がしたりするために寝返りをうちます。
しかし、布団の反発力や復元力が低下していると、寝返りがうちにくくなり、これが疲労蓄積の原因になるのです。
朝目覚めた時に、腰や背中などに、局部的な痛みを頻繁に感じるのは、正しい寝返りが打てていないせいかもしれません。
敷布団を買って何年も経過している、手で布団を押してもすぐに元の形に戻らないという場合は、寿命を超えた状態で使っている可能性が高いです。
快眠は次の日のパフォーマンスアップに、そして、健康増進につながる大切な活動ですから、寝具の機能低下を実感したら、新しい寝具に換えてみるべきでしょう。
通気性がいいのはもちろんのこと、反発力や復元力が高いマットレスを使用すると、驚くほど睡眠が深くなって、朝目覚めた時の気分も一変しますよ!