コラム
May 03, 2020
【女性ホルモンを補う食生活】大豆イソフラボンの摂取だけでは不十分?
女性の心身のバランスを保つ女性ホルモンは、年を重ねるにつれて減少していきます。
これを補うのに有効なのが、女性ホルモンと同じ働きをする「大豆イソフラボン」です。
しかし、この栄養素を摂るだけでは、不十分なケースもあるんですよ。
ところが、40代半ばに差し掛かった頃から女性ホルモンは減少していき、交感神経と副交感神経の切り替えに支障が出てきます。
夜になっても、脳の活動を活性化させる交感神経が優位になり、心身をリラックス状態に導く副交感神経が働かなくなるんですね。
そこで役立つのが、大豆製品に多く含まれている「大豆イソフラボン」という栄養素です。
化粧品にも使われている成分なので、ご存知の方も多いことでしょう。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た構造になっているため、毎日の食事から摂取すると、自律神経が安定しやすくなるんです。
ほかにも、肌コンディションが整う、コレステロールの増加を抑えるなど、美容と健康面にうれしい効果が得られます。
しかし、大豆イソフラボンは体内で「エクオール」という物質に変換されてから、上記に挙げたパワーを発揮するのですが、この機能は日本人の半分しかもっていないのが実状なんです。
検査の結果、エクオールが生成できるとわかったら、3度の食事でしっかり大豆製品を摂り、1日6~7時間の睡眠を確保することを心がけてください。
逆に、エクオールが作れない方は、サプリメントで補うという方法があります。
もちろん、大豆製品は睡眠ホルモンの原材料にもなりますから、エクオールが作れる方同様、食事で必要量を摂取しましょう。
目安は、豆腐なら1/2丁、納豆なら1パックです。
エクオール検査は、若い世代の方でも実施して、早い段階でエクオール生成機能の有無をチェックしてください。
早期の食生活改善とエクオール摂取が、自律神経の正常化や理想的なアンチエイジングが実現し、生活の質向上につながりますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
しかし、この栄養素を摂るだけでは、不十分なケースもあるんですよ。
日本人の半分が生成できない成分とは?
睡眠の質を向上させて、健康的な生活を送るには、自律神経が乱れないようにすることが不可欠です。ところが、40代半ばに差し掛かった頃から女性ホルモンは減少していき、交感神経と副交感神経の切り替えに支障が出てきます。
夜になっても、脳の活動を活性化させる交感神経が優位になり、心身をリラックス状態に導く副交感神経が働かなくなるんですね。
そこで役立つのが、大豆製品に多く含まれている「大豆イソフラボン」という栄養素です。
化粧品にも使われている成分なので、ご存知の方も多いことでしょう。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た構造になっているため、毎日の食事から摂取すると、自律神経が安定しやすくなるんです。
ほかにも、肌コンディションが整う、コレステロールの増加を抑えるなど、美容と健康面にうれしい効果が得られます。
しかし、大豆イソフラボンは体内で「エクオール」という物質に変換されてから、上記に挙げたパワーを発揮するのですが、この機能は日本人の半分しかもっていないのが実状なんです。
エクオールはサプリで補うのがおススメ
自分の体内にエクオール生成機能があるか否かは、病院やクリニックの検査で調べたり、通販で購入できる検査キットを利用したりすれば、すぐにわかります。検査の結果、エクオールが生成できるとわかったら、3度の食事でしっかり大豆製品を摂り、1日6~7時間の睡眠を確保することを心がけてください。
逆に、エクオールが作れない方は、サプリメントで補うという方法があります。
もちろん、大豆製品は睡眠ホルモンの原材料にもなりますから、エクオールが作れる方同様、食事で必要量を摂取しましょう。
目安は、豆腐なら1/2丁、納豆なら1パックです。
エクオール検査は、若い世代の方でも実施して、早い段階でエクオール生成機能の有無をチェックしてください。
早期の食生活改善とエクオール摂取が、自律神経の正常化や理想的なアンチエイジングが実現し、生活の質向上につながりますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)