コラム June 21, 2020

布団の中でもできる!目覚めの悪い朝に実践したい3つのカンタン行動

朝目が覚めても、頭がボーっとしていて、なかなか布団から出られない・・・。
このようなつらい朝が毎日続いている方は、本記事で紹介する3つの行動を実践してみてください。
どれも布団の中でできますので、すがすがしい朝を迎えたい方は、明日からお試しを!

1.首にカイロを当てて温める

わたしたちの体温は、臓器などの疲労回復を進めるために、就寝時は低い状態にあります。
そして、起床する少し前から上昇していくのですが、自律神経が乱れていると体温がなかなか上がらず、カラダを動かすのがおっくうに感じるのです。
そこでおススメしたいのが、首にカイロを当てて温める方法。

首には太い血管が通っていますので、ここを温めると血行が良くなり、体温の上昇スピードが上がります。
首だけでなく、手足の先端も温めると、交感神経が活性化して、頭もスッキリしますよ。

2.耳たぶを引っ張る

仰向けになった状態で、両耳たぶを軽くつまんで引っ張ってみてください。
この動作を10回ぐらい繰り返すと、脳を覚醒するツボが刺激されて、目覚めの気分がよくなります。
耳に継続的な刺激を与えることで、体温上昇も促されますので、とくに冷え性の女性にはおすすめです。

3.スマートフォンの画面を凝視する

スマートフォンの画面から照射されるブルーライトには、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑える作用があります。
寝る前にスマートフォンを操作すると、睡眠の質が低下しますが、朝はプラスの効果が得られるんです。
画面を10秒ぐらい凝視して、少し目を休めた後、ニュースサイトなどを閲覧してみましょう。

脳が新しい情報を得ることで、目覚めのスピードはさらに早まるのです。



朝の目覚めの気分は、その日1日の行動量や思考力に影響を与えると言われています。
生活の質を上げるためにも、今回ご紹介した3つの目覚まし法を試してみて、充実した日々を送れるように努めましょう!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)