コラム June 23, 2020

【男性必見!】不眠と慢性疲労を引き起こす3つの習慣と改善ポイント

生活習慣の乱れが続くと、男性でも冷え性になって、さまざまな体調不良が発生します。
そして、症状が悪化すると不眠症を招き、うつ病を引き起こすなんてことも・・・。
冷えは女性だけの症状ではなく、男性にも増えている深刻な体質変化です。
本記事で紹介する習慣や行動を続けている方は、すぐに改善に努めましょう。

1.電子タバコを愛用している

喫煙による健康リスクの向上が認知されたこともあって、喫煙者は減少傾向にあります。
その一方で、電子タバコなら害はないという、間違った知識が広まっているのも事実です。
実は、ほとんどの電子タバコにもニコチンが含まれていて、これが血管を収縮させて血行不良を招き、冷え体質の原因になることも。

タバコは“百害あって一利なし”なので、なかなか禁煙できない方は、禁煙外来を受診することをおすすめします。

2.風呂あがりに裸でビールを飲んでいる

夏の風物詩?ともいえる、風呂あがりのビール。
火照ったカラダを冷やし、ストレス解消にもなるということで、毎日の習慣になっている方も多いことでしょう。
しかし、夜間にカラダを冷やすと寝つきが悪くなるうえに、睡眠中の尿意発生につながって、夜中に何度も目が覚めてしまうのです。



「ビールはNG」
とまでは言いませんが、夜中にトイレで目が覚めることが多い方は、飲む頻度を低くしましょう。

また、風呂あがりに裸でいると、汗の気化熱でカラダが一気に冷えますので、汗をしっかり拭いてTシャツなどを着るようにして下さい。

3.栄養ドリンクを頻繁に飲んでいる

コーヒーなどに含まれているカフェインは利尿作用が高く、排尿のたびにカラダの熱が奪われてしまうんです。
ですから、午後はなるべくカフェインレス飲料を飲むようにして、体温を下げないように努めてください。
また、体力が落ちるこの時期に、栄養ドリンクを飲む方も多いですが、こちらにもカフェインが含まれている商品があります。

体力増強のために飲んでいるものが、逆効果になることがあるので、栄養は3度の食事からしっかりとるようにしてください。



「暑い夏こそ、カラダを冷やさない」
この言葉を忘れないようにして、生活習慣を改めていきましょう。
冷えが解消すると、朝からカラダと頭のキレがよくなり、行動力が数段アップしますよ!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)