実は温活にも逆効果!?寝つきの悪さにもつながるポカポカ食材とは?
今年は酷暑が長かったせいか、秋になってからの寒暖差がカラダに厳しく感じます。
そろそろ、鍋が恋しくなる季節ですね。
鍋を食べるとカラダが温まり、快眠にもつながると思われがちですが、実は意外な食材が寝つきを悪くして、睡眠のリズムを乱しているケースが非常に多いんです。
温活の代表食材“ショウガ”はカラダを冷やす?
カラダをポカポカにする食材と聞かれて、真っ先に思い浮かぶのは生姜ですね。
料理に使ってもよし、お茶にしてもよしの万能食材で、最近は飴やスイーツなどにも使われています。
しかし、ショウガは火を通さずに食べると、ジンゲロールという成分の作用で汗が出るくらいカラダが温かくなりますが、汗の気化熱が影響してカラダは逆に冷えてしまうのです。
逆に、熱を通した生姜だと、ショウガオールという成分が生成されて、こちらは発汗につながらず、カラダを芯から温めてくれます。
こうしたショウガの特徴を知らずに、寝る前のホットドリンクとしてショウガを加えたお茶を飲むと、カラダが冷えて気が付いたら寝つきが悪化・・・。
ショウガをドリンクに使う時は、電子レンジで1分ぐらい温めたのち、お湯の中に混ぜるようにしてくださいね。
料理に使う時は、薬味よりも野菜炒めのように熱がしっかり通るレシピで利用しましょう。
キムチ鍋で不眠になる?
ショウガと並んで人気のポカポカ食材は、キムチですね。
とくに、キムチ鍋を食べると手足の先までポカポカになり、ココロも癒してくれます。
しかし、この食材も生の生姜と同じく、発汗を促して体温を奪うという特徴があります。
ですから、キムチ鍋を食べる時は、具材ににんにくやネギなどを加えてください。
いずれも、アリシンというポカポカ成分が豊富で、疲労回復や鎮静作用もありますので、快眠にはもってこいの食材なんです。
キムチ鍋を食べて汗が出てきたら、すぐにタオルで拭くことをお忘れなく!
体温が奪われる前に汗を拭き取ってしまえば、カラダが冷えて寝つきが悪くなることは避けられますよ。