コラム August 25, 2020

【秋の快眠&健康対策】涼しくなっても“夜間熱中症”にご注意!

日に日に涼しくなり、湿度も下がって過ごしやすくなってきましたね。
しかし、この時期は気温が急上昇する日もあり、秋なのに熱中症になることもあるんです。

とくに、睡眠中に発症する「夜間熱中症」は、命を落とす危険度がグンと上がりますので、本記事を参考にして対策を講じましょう。

熱中症が睡眠中に重症化しやすい理由

今年は長梅雨のせいで7月は全国的に気温が低かったため、夏を感じる期間が短かったですね。
それでも、9月は急に気温が上がる日多く、カラダがその変化についていけなくなることがあります。

気温が上がると体内に熱がたまりますが、涼しさに慣れてしまうと汗で体温を調整する機能が低下するんですね。
さらに、水分補給をこまめに行わなくなると、体内が脱水症状の状態に陥って熱中症のリスクがアップ。

こうしたカラダのトラブルが睡眠中に発生するのが「夜間熱中症」で、起床時より重症化してしまう傾向にあるのが特徴として挙げられます。
言うまでもなく、寝ているあいだは無意識になりますから、体調の悪化に気づきにくく、命を落としてしまうこともあるんです。

夜間熱中症を防ぐポイントは?

恐ろしい夜間熱中症を防ぐには、下記に挙げる5つのポイントを守るようにしてください。

1.エアコンで寝室を最適な室温・温度にする
室温は25度前後、湿度は50%前後になるように、冷房やドライ機能を活用しましょう。



2.寝る前に必ず水分補給をする
睡眠中は汗をかきますので、体内が水分不足にならないように、寝る前は必ず水分補給してください。

3.食事と睡眠をしっかりとる
体力が低下していると、夜間熱中症を発症しやすくなります。
3度の食事、7時間前後(シニアの方は6時間)の睡眠を基本にして、生活のリズムを崩さないことが重要です。

4.寝具の通気性と吸湿性に注意する
ひと夏使った敷寝具には、寝汗による湿気がたまっており、通気性や吸湿性が低下しています。
天日干しや陰干し、布団乾燥機による放湿ケアをしても生地などが湿っている場合は、迷わず新しい寝具に買い替えましょう。



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夜間熱中症を防ぐだけでなく、疲れとストレスがしっかり抜ける深い睡眠に誘ってくれますよ。