【夜中に目が覚める人必見!】マットとアレルギーの関係性とは?
少しでも質の高い睡眠を得ようと考える方が増えていることもあって、機能性の高い寝具が各メーカーから発売されています。
しかし、意外と見落としがちなのが、アレルギー物質の有無。
夜中にカラダがかゆくて目が覚めることが多い方は、今使っている寝具の素材や機能性を見直してみましょう。
通気性の低下はカビやダニアレルギーの原因に
買ったばかりの時は、寝心地がよくて熟睡できたのに、最近は暑苦しさを感じて夜中に何度も目が覚める。
しかも、カラダが何だかかゆい・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、寝具の通気性が低下して、寝ている間にかく汗を放湿できないがために、布団の中にカビやダニが発生して、アレルギー反応を起こしている可能性があります。
厄介なのは、ダニは天日干しでも死滅させるのが難しく、その糞や死骸までがアレルギーの発生要因になるということ。
布団乾燥機をこまめにかけたりしても、アレルギー症状が治まらなかったら、布団専門のクリーニング店に依頼して、布団の殺菌と丸洗いをお願いするべきです。
また、布団の寿命が過ぎている場合は、すぐにでも新しいマットレスなどに買い替えましょう。
通気性が悪いうえに、へたった布団で寝ていると、寝返りもまともにうてなくなりますから、睡眠の質は低下する一方なんですよ。
化学物質臭が強い寝具の影響は?
ダニやカビ以外にも、寝具に含まれる物質が原因でアレルギーが起きることもあります。
たとえば、化学繊維を使ったマットレスなどは、独特の臭いを放つ化学物質の刺激が強く、肌がかゆくなったり、炎症を起こしたりすることも。
こうしたトラブルを避けるためにも、新しい寝具を購入する時は、ニオイ対策はもちろんのこと、「低ホルムアルデヒド仕様」の商品を選ぶことをおススメします。
化学物質臭は、時間の経過とともに鼻や皮膚が慣れていき、いずれ気にならなくなることもありますが、安心して寝るためにも、厚生労働省が定める安全値をクリアしている商品選びにこだわってくださいね。