コラム October 04, 2020

寒くなるとやりがち!寝つきの悪さ&浅い眠りを招く習慣4つ!

当たり前のように行なっている習慣が、実は快眠を妨げていた・・・。
とくに、気温が下がっていくこれからの季節は、カラダを温めるための行動が睡眠に影響します。

本記事を参考にして、日々の習慣が寝つきの悪さや浅い眠りにつながっていないか、しっかりチェックしておきましょう。

1.ホットワインを飲む

寝つきをよくするために飲んでいる方も多いホットワインですが、アルコールの作用で脳が覚醒して、深い眠りに入りにくくなります。
寝る前の飲酒は、たとえリラックスドリンクだとしても、百害あって一利なしです。
飲むなら、ノンアルコールタイプのワインにしましょう。

2.ホットミルクを飲む

ワインのようにアルコールは含まれていませんが、牛乳が胃に入ると寝ている間も臓器をはたらかせることになります。
その結果、疲労回復が進まなくなりますので、お湯を冷まして飲める温度にした白湯に変えてください。

3.熱いお湯に浸かる

寝る直前に温度が高いお湯に浸かると、脳が興奮状態に陥って睡眠に悪影響を及ぼします。
逆に、布団に入る2時間前のタイミングで、38~39度ぐらいのお湯に15分ほど浸かると、寝つきが驚くほどよくなりますよ。

4.靴下をはいて寝る

冷え性の女性に多く見られるのが、靴下をはいて寝る習慣です。
しかし、睡眠中に足裏などに汗をかくと、気化熱によってさらにカラダが冷える恐れが。

足が冷えて眠れないという日は、寝る前に足湯でカラダをポカポカにしてみましょう。



人間のカラダは、寝る時間に近づくにつれて脳や臓器の活動を低下させ、心身をリラックス状態に導きます。
また、寝ているときは、眠りの深度を高めるために発汗が促されるのです。
このような生命活動の仕組みを踏まえて行動すれば、自然と快眠体質が身につくことでしょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)