コラム February 14, 2021

今こそ再認識!寝る前のスマホが“百害あって一利なし”のワケ

布団に入る時は、必ずスマートフォンを持って、眠くなるまでSNSなどをチェックしている方が多いですね。
しかし、この悪しき習慣を早く改善しないと、不眠やうつ病で悩んだり、老化が進んだりするかも?

スマホを見るから眠れなくなる

布団に入ってからスマホを見ている方の話を聞くと、
「寝付けないので、なんとなくスマホを見てしまう」
と答える方が非常に多いです。

しかし、これはまったくの逆で、スマホの画面から照射されるブルーライトが脳を覚醒し、眠気を阻害しているのです。
眠くならない原因は、ストレスや寝室の環境などにあるハズですから、寝る前にリラックスタイムを作るとか、寝るのが楽しみになる寝具に買い替えるといった工夫をしてみましょう。


スキンケアもブルーライトの影響で台無しに?

ブルーライトの光には、女性なら必ず知っておきたい特徴があります。
それは、成長ホルモンの分泌量を減少させること。

ダメージを受けたお肌は、寝ている間に分泌量が高まる成長ホルモンによって修復されます。
ほかにも、コラーゲンの生成やターンオーバーの促進など、成長ホルモンはアンチエイジングの要になっているのです。
このホルモンの恩恵を受けられなければ、スキンケアも台無しになってしまい、老け顔一直線です!



スマホは生活に欠かせないコミュニケーションツールですが、その一方で、本記事でお伝えした負の側面も持ち合わせています。
この事実を再認識し、スマホに変わるリラックスツールを見つけて、質の高い睡眠と理想的なアンチエイジングを目指しましょう。
ハーブティーを飲む、アロマを焚く、脳を覚醒させない小説などを読むなど、いろいろ試してみてください。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)