コラム February 18, 2021

【快眠を守るために絶対必要な知識】寝だめがNGの理由を簡単解説!

平日の睡眠不足は、休日の寝だめでカバーしている。
忙しい日々を送っていると、このような生活が当たり前になってしまいがちですが、早急に改善しないと命にかかわる深刻な病気を招くかも!?
本記事をしっかり読んで、ご自身の睡眠や生活習慣を見直してみてください。

睡眠は“貯金”できない?

年齢や個人差によって異なりますが、わたしたちは毎日7時間前後の睡眠時間をとらなくてはなりません。
しかし、家事や仕事が忙しくて、平日は5時間しか寝られないと、休日に昼まで寝て“寝だめ”をする傾向にありますよね?
このような寝だめは、睡眠不足を補うのに有効なのでしょうか?

答えは、Noです。
睡眠は“貯金”できるものではなく、睡眠不足が続くと健康リスクが高まり、日常生活の質も低下します。
実際に、日曜日にたっぷり睡眠をとったら、月曜日から頭の回転がよくなったと感じている方は、ほとんどいないのではないことでしょう。

その理由は、体内リズムがずれてしまうからです。

睡眠不足が避けられないのであれば昼寝習慣を!

わたしたちは毎日決まった時間に眠気が発生しますが、これは、脳から分泌されるホルモン「メラトニン」の作用によるものです。
メラトニンは起床後に太陽光を浴びることで分泌量が減り、それから15時間後に再分泌が始まり、心身の休息モードをONにしているんですね。
しかし、寝だめで起床時間がいつもより遅くなってしまうと、メラトニンが分泌されるタイミングも後ろにズレます。

平日は8時に起きている人が、休日に11時まで寝だめすると、眠気が発生するのは15時間後の26時(午前2時)になるのです。
日曜の夜は寝付きが悪いと感じるのは、このようなリズムが働いているためなんですね。
睡眠不足は免疫力低下に直結しますし、脳にたまる老廃物が排出されにくくなって、認知症リスクも高まります。

このようなトラブルを避けるためにも、睡眠不足が続く生活を送っている方は、1日15~20分程度の昼寝をするようにしてください。



また、睡眠の深度が高まるように、自分に合った枕とマットレスを使用することもお忘れなく!
GOKUMINでは、高さを調整できる枕や、反発力を体型などに合わせてカスタマイズできる寝具を販売しています。
通気性や放湿力などの機能も申し分ないアイテムなので、こうした寝具を使って、疲れとストレスがしっかりとれる質の高い睡眠を目指してください。