コラム April 01, 2021

【睡眠の質を判断する4つのサイン】寝具の機能低下も見直すべき?

心身の健康を保ち、活動的な生活を送るには、質の高い睡眠をとる必要があります。
睡眠に問題があると、日常生活にさまざまな支障が発生しますので、本記事で紹介する5つの項目をチェックしてみてください。
1つでも当てはまる項目があったら、すぐに生活習慣や睡眠環境の改善に取り掛かりましょう!

1.起床時に腰や背中に痛みを感じる

わたしたちは寝ている間に、20回程度の寝返りを打って体の一部に集中する圧力を開放します。
しかし、体圧分散力機能が低いとか、へたったマットレスなどを使っていると、寝返りが打てずに眠りが浅くなり、起床時に腰や痛みを感じます。

2.日中に仕事や家事に影響が出るほどの眠気を感じる

睡眠不足が続くと脳の疲労回復も進まないため、日中に眠気を発生して休息を促すんですね。
個人差もありますが、1日の睡眠時間が6時間を下回る生活が続くと、集中力や判断力も低下しますので、まずは睡眠不足を解消してください。
寝る時間もないぐらい忙しい方は、午後2時までに15分程度の昼寝をするといいでしょう。

3.布団に入ってから寝付くまで1時間ぐらいかかる

寝付きが悪い方は、夜になると優位にはたらく自律神経(副交感神経)が乱れている可能性があります。

・入浴時にぬるめのお湯(39度前後)に浸かる
・夜は間接照明の光を利用する
・寝る2時間前になったら、スマートフォンは使わない
・布団に入る直前にホットドリンクを飲んで、カラダを温める

このような習慣を取り入れて、自律神経のはたらきを正常に戻しましょう。

4.夏でもないのに夜中に暑さで目が覚める

マットレス等の通気性が低下して汗の水分がこもっていると、寝ているうちに体温で寝具内が蒸れて、夜中に目が覚める頻度が高くなります。
寝具はこまめに放湿ケアして、布団の中の温度は33度前後、湿度は50%に保たれるようにしてください。



睡眠の質が落ちると、健康リスクが高まるだけでなく、ストレスへの対応力も低下するなど、日常生活の充実度も下がります。
眠りの悩みは放置せず、本記事を参考に解決しましょう。