コラム November 15, 2018

【寝返りと熟睡の関係】女性に高反発マットレスがおすすめの理由

快眠のために必要な寝具の条件は、いくつかありますが、寝具選びの時に絶対見逃してはいけないのが、寝返りをうちやすい素材が使われていること。

とくに女性は、美容のためにも“寝具の反発力”にこだわってくださいね。

そもそもどうして寝返りをうつの?

わたしたちは寝ている間に、20~30回ぐらい寝返りをうっています。

これには主に、3つの目的があるのです。

(1)体の一部に集中した圧力を分散させるため

起きている時も同じですが、ずっと同じ姿勢を取り続けていると、カラダの一部に圧力が集中して、痛みやしびれが発生しますよね?

寝ている時も同じで、肩や首、頭にかかりつづけた圧力が寝心地を悪くするので、自然に寝返りをうつのです。

(2)汗を蒸発させるため

寝具と皮膚が継続的に接していると、その部分に熱がこもって汗をかくようになります。

そうなると、寝苦しさを感じますから、寝返りをうって熱を放出させているのです。

(3)深い眠りに入るためにスイッチを入れる

わたしたちの睡眠は、浅い睡眠と深い睡眠を交互に繰り返していますが、このスイッチ役となるのが寝返りだと考えられています。

寝返りがうちにくい寝具だと、深い睡眠に入りにくくなり、朝起きた時に「寝た気がしない」と感じることが多くなるのです。

寝返りをうちやすい高反発マットレスのすすめ

フカフカでカラダが沈み込むような布団は、最初のうちは心地よさを感じるかもしれませんが、寝返りがうてないことでカラダにストレスがかかり、熱と湿気で夜中に何度も目が覚めるようになります。

また、深い睡眠が得られないと脳が休息できませんから、日中に頭がボーっとして、集中力や判断力が低下。

生活の質が、どんどん落ちてゆくのです。

こうした質の悪い睡眠を避けるのにおすすめなのが、通気性の良い高反発のマットレス。

体圧を理想的に分散し、汗をかいたらすぐに空気中に放湿できる機能がある寝具だと、朝まで快適に眠れます。

また、寝返りをうつ時は筋肉も使いますから、筋肉量が少ない女性は高反発のマットレスで寝れば、眠りが深くなってお肌の新陳代謝も進むというわけなんです。

もし、夜中に何度も目が覚めるとか、目覚めの気分がいつも悪いといった症状が続いていたら、自分が使っている布団の反発力と通気性をチェックしてみましょう。

押してもなかなか元の形に戻らないようだったら、それは新しいマットレスを買い替えるサインです。