コラム February 05, 2019

【睡眠とダイエットの関係】通気性の悪いマットレスで寝ると太る?

食事制限をしっかり行なって、毎日適度な運動をしているにもかかわらず、なかなかダイエットできない・・・。 こんなお悩みを抱えている方は、睡眠に問題がないか確認してみましょう。

眠ってから3時間の熟睡が重要なワケ

わたしたちの眠りは、脳を休めるための深い睡眠(ノンレム睡眠)と、筋肉の疲労回復を進める浅い睡眠(レム睡眠)を繰り返しています。 このうち、ノンレム睡眠の深さは4段階に分かれていて、一番深い眠りを「徐波睡眠」と呼んでいます。 この徐波睡眠にたどり着くと、成長ホルモンの分泌量が高まり、カロリー消費を促す筋肉が修復され、脂肪のもととなる中性脂肪の分解も進むのです。 また、成長ホルモンは、運動していない状態でも消費されるカロリー(基礎代謝)のアップにも関わることから、深い眠りを得ることは、ダイエット成功のカギと言えるでしょう。 この徐波睡眠は、眠りについてから3時間の間にしかあらわれませんので、睡眠環境や生活習慣に配慮する必要があります。 まずは、深い眠りに欠かせない「副交感神経優位の状態」を保つためにも、寝る前にスマートフォンを使うとか、夜は騒音や照明の刺激を受けないなど、気分が高揚する習慣を改めましょう。

マットレスの機能にも要注意

もう1つ注意したいのが、マットレスの機能です。 通気性が低下したマットレスで寝ていると、次第に汗がこもって寝苦しさを感じ、徐波睡眠にたどり着く前に目が覚めてしまうことも。 また、マットレスがへたっていると寝返りがうちにくくなり、これもまた、夜中に目が覚める原因に。 こうしたカラダへの影響を考えて、マットレスの機能が低下していたら、すぐにでも買い替えるべきでしょう。 へたったマットレスを使い続けていたら、ダイエットにつながらないだけでなく、疲労回復やストレス解消の妨げとなって、健康状態がどんどん悪化していきますからね。