コラム June 15, 2021

夏バテ防止は体温アップと食生活の改善から!免疫力を高める食材は?

「最近、切り傷が治りにくくなった」
「風邪を引きやすくなった」
「気温が高いのに手足の先が冷えている」

みなさんは、こんな症状に悩まされていませんか?
もしかしたら、免疫力が低下しているかもしれませんよ。
夏バテ防止にも備えて、生活習慣の改善ポイントを押さえていきましょう。

免疫力アップの気温は体温を上げること

わたしたちのカラダには、体内にウイルスや雑菌が侵入してきても、それらを退治する"免疫"という防衛機能が備わっています。
しかし、生活習慣が乱れたり、睡眠の質が悪化したりするとこの機能は低下し、さまざまな病気にかかるリスクが高まるのです。
とくにこれからの季節は、冷房を使う機会が増えますし、冷たい飲み物や食べ物を摂る頻度が高まることで冷え性体質になりがちに。

体温が1度下がると、免疫力は30%も落ちますので、まずは飲食物でカラダを冷やさないように注意することと、朝食をしっかり食べて体の熱を作り出すエネルギー源を得ることを習慣にしてください。
気温が高くなる季節の食事には、体温や免疫力アップにつながる食材を取り入れることも重要です。
では、具体的な食材を挙げていきます。

1.ビタミンCが豊富なレモンやブロッコリー

紫外線を浴びたり、ストレス過多の状態になったりすると、体内に「活性酸素」という細胞の老化を促す物質が増えます。
活性酸素は免疫力の低下も招きますので、この物質を排出するパワーを持ったビタミンCを積極的に摂ってください。
おススメは、疲労回復も強力にサポートするレモンと、血行促進作用を持つブロッコリーです。
ブロッコリーでサラダを作り、レモンをドレッシングにして食べれば、効率的な栄養摂取ができますね。

2.カラダを内側から温めるショウガ

ショウガは"温活食材"として有名ですが、カラダを内側から温めてくれる「ショウガオール」という成分は、加熱しないと摂取できないことをご存じでしたか?
このような性質を踏まえて、ショウガは野菜炒めに加えるとか、ホットティーの材料にして食べるようにしてください。

3.アリシン含有量が多いニンニクや長ネギ

ニンニクが持つ特有のニオイの正体は、アリシンという成分です。
アリシンには強力な殺菌作用があるほか、レモンのような疲労回復をサポートするはたらきもあります。
こちらも、野菜炒めの時に混ぜて食すると、夏バテに強い体質になりますよ。

4.三大抗酸化ビタミンを含んだカボチャ

ビタミンCとビタミンE、そしてβカロテンは、活性酸素を排出するパワーが強い"三大抗酸化ビタミン"と呼ばれています。
これら3つの成分をたっぷり含んでいるのが、煮物やみそ汁の具にしておいしいカボチャです。
時間がある時にゆでたカボチャをミキサーで細かくしてスープにし、冷凍しておくのもいいですね。
食欲がない朝でも、温めて飲めば体温が上がって元気が湧いてきます。

言うまでもないことですが、健康なカラダは栄養バランスに優れた3度の食事から作られます。
本記事で紹介した食材をうまく活用して、コロナ禍でも心身の健康状態と免疫力をアップさせ、生活の質向上を目指しましょう!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)