夏の寝汗でマットレスにカビが！買い替えるべきか否かの判断はどうする？

日に日に気温が下がり、ようやく秋の気配が感じられるようになってきましたね。
今年は熱帯夜が多かった分、マットレスはたっぷり寝汗を吸っていますから、カビがすでに繁殖しているかも？
本記事では、マットレスにカビが生えてしまったときのNG行為や、買い替えの判断基準を解説していきます。

ウレタン素材に漂白剤を使うのは避けるべき

「マットレスにカビが生えてしまった！
こんなときトラブルが発生したときは、お風呂などのカビ掃除で使う漂白剤を使う方が多いようです。
しかし、ウレタンマットレスの場合は要注意！
漂白剤に含まれている成分がウレタンにダメージを与えてしまい、反発力が低下したり、"寝具のヘタリ"を助長したりといったトラブルが発生します。
こうなると、睡眠環境が悪化して深い眠りが得にくくなりますから、漂白剤を使うのは敷寝具のカバーまでにしておくことを覚えておいてください。
ウレタンマットレスのカビ掃除に有効なのは、エタノールスプレーを使った除菌です。
カビが生えている部分にエタノールを吹きかけた後、タオルで拭いて陰干しすれば、ある程度のカビは除去できます。

寝具のカビがひどかったらすぐに買い替えるべき

上記の方法は、あくまでも応急処置としてのカビ掃除だと認識しておいてください。
その理由は、目に見えるカビは除去できても、マットレスの奥に潜んでいる胞子までは除去できないからです。
時間が経って再び汗の水分が寝具にたまると、カビがまた生えてきます。
このようなトラブルを避けるためにも、寝具はこまめに天日干し、もしくは陰干しケアを行なって水分を飛ばすようにしてください。
それでもカビが生えてきたら、健康と快眠を守るために迷わず新しいマットレスに買い替えるべきです。