コラム
November 30, 2022
あなたは大丈夫?日中に感じる眠気や疲労は"睡眠不足症候群"かも?
慢性的な睡眠不足が続いていて、日常生活に支障が出ている・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、睡眠不足症候群に陥っているかもしれません。
仕事や家事で多忙のため平日の睡眠時間が極端に少なく、週末はずっと寝て過ごしている、といった方は要注意です。
知らず知らずのうちに発症する症状なので、本記事を読んで自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。
多くの方に見られるのが、慢性的な睡眠不足になっていることで発生する強い眠気。
ひどくなると疲労感もあいまって、居眠りや寝落ちをすることもあります。
また、集中力が低下してやる気が失われたり、イライラや焦燥感といった気分障害も起きたりするんです。
ほかにも、頭痛やめまい、吐き気、血圧の上昇といった体調面にも影響を及ぼすようになります。
こうした症状が出ている方は、睡眠不足を早急に解消するのはもちろんのこと、心療内科を受診して医師から症状改善につながるアドバイスをもらうといいですよ。
そのため平日の睡眠時間は3~4時間となり、週末に何時間も寝だめをするといった生活を送る傾向にあります。
しかし本人は
「昼間に眠くなるのは仕事で疲れているだけ」
「週末に寝だめしているから寝不足にはなっていない」
と思い込んでしまい、症状を放置しているケースがほとんどなんです。
また、運転中の居眠りによって交通事故を起こすリスクが高まるなど、命にかかわる事態を招くことも多いんです。
睡眠不足症候群に該当すると思ったら、先ほどもお話ししたように睡眠不足を解消し、医療機関を受診しつつ、下記のような生活改善を行ないましょう。
・朝起きたらすぐ、太陽の光を浴びるようにして体内時計を整えるようにする
・睡眠不足をすぐに改善できない場合は、昼寝を習慣にする
・夜の照明を暗めにし、22時以降はパソコンやスマートフォンの使用を控える
・休日の寝だめは2時間までとする
・栄養バランスが整った食事を、3食毎日同じ時間に摂る
繰り返しになりますが、睡眠不足症候群を放っておくと命を縮めるリスクがあることをお忘れなく!
生活習慣の早期改善と医師のサポートで、健康的な生活を取り戻してくださいね。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
こんなお悩みを抱えている方は、睡眠不足症候群に陥っているかもしれません。
仕事や家事で多忙のため平日の睡眠時間が極端に少なく、週末はずっと寝て過ごしている、といった方は要注意です。
知らず知らずのうちに発症する症状なので、本記事を読んで自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。
睡眠不足症候群の自覚症状とは?
睡眠不足症候群に陥ると、日常生活の妨げとなるさまざまな症状が出ます。多くの方に見られるのが、慢性的な睡眠不足になっていることで発生する強い眠気。
ひどくなると疲労感もあいまって、居眠りや寝落ちをすることもあります。
また、集中力が低下してやる気が失われたり、イライラや焦燥感といった気分障害も起きたりするんです。
ほかにも、頭痛やめまい、吐き気、血圧の上昇といった体調面にも影響を及ぼすようになります。
こうした症状が出ている方は、睡眠不足を早急に解消するのはもちろんのこと、心療内科を受診して医師から症状改善につながるアドバイスをもらうといいですよ。
睡眠不足症候群になりやすい人の特徴とは?
睡眠不足症候群に陥るのは真面目な人がほとんどで、仕事が終わるまで1人で残業をしたり、家に仕事を持ち帰ったりして睡眠時間を削っていることが多いんです。そのため平日の睡眠時間は3~4時間となり、週末に何時間も寝だめをするといった生活を送る傾向にあります。
しかし本人は
「昼間に眠くなるのは仕事で疲れているだけ」
「週末に寝だめしているから寝不足にはなっていない」
と思い込んでしまい、症状を放置しているケースがほとんどなんです。
放置しておくと怖い睡眠不足症候群
睡眠不足症候群に陥ったままでいると、記憶力や判断力がどんどん低下してミスが増えます。また、運転中の居眠りによって交通事故を起こすリスクが高まるなど、命にかかわる事態を招くことも多いんです。
睡眠不足症候群に該当すると思ったら、先ほどもお話ししたように睡眠不足を解消し、医療機関を受診しつつ、下記のような生活改善を行ないましょう。
・朝起きたらすぐ、太陽の光を浴びるようにして体内時計を整えるようにする
・睡眠不足をすぐに改善できない場合は、昼寝を習慣にする
・夜の照明を暗めにし、22時以降はパソコンやスマートフォンの使用を控える
・休日の寝だめは2時間までとする
・栄養バランスが整った食事を、3食毎日同じ時間に摂る
繰り返しになりますが、睡眠不足症候群を放っておくと命を縮めるリスクがあることをお忘れなく!
生活習慣の早期改善と医師のサポートで、健康的な生活を取り戻してくださいね。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)