コラム
December 06, 2022
【快眠につながる入浴方法】睡眠の質はお風呂の温度と時間で変わる!
「お風呂は熱くないと入った気がしない」
「美容のため1時間以上はお湯に浸かるようにしている」
などなど、お風呂の入り方は人それぞれですよね。
しかし、浸かるお湯の温度や時間によって、睡眠の質が大きく変わってくるということをご存じでしたか。
今回は、眠りの質をアップさせる入浴方法について解説していきますので、本記事を参考にみなさんの入浴法の見直しをしてみてくださいね。
眠気が訪れると手足の先が熱くなりますが、それは手足の先から熱を放出させて、深部体温を下げているからなんですね。
そして、このとき深部体温が大きく下がれば下がるほど脳の温度も下がり、スムーズな眠気が訪れやすくなって眠りも深くなるんです。
逆に、体温が高い状態が続くと臓器や脳が休息モードに入らず、疲労やストレスが解消できないため、朝目覚めた時に疲れを感じるようになります。
こうしたカラダのメカニズムは、入浴方法の工夫で利用できることを覚えておきましょう。
お風呂に入って深部体温を意図的に上げておけば、寝るまでの間に体温が急激に低下し、快眠が得られるというワケです。
お湯の温度は、夏場は38~40度、冬場は39~41℃くらいがベストです。
熱いお湯に入ると交感神経が優位に働いてしまい、脳が覚醒して眠りが浅くなるので要注意です。
また、お湯がぬるめだからといって長風呂をしてしまうと、体温が上がりすぎて寝つきの悪さを招きますので、お湯に浸かる時間は15分程度にしてくださいね。
さらに、お風呂に入る時間を布団に入る2時間くらい前にすると、眠りにつくタイミングで体温が下がるので、寝付きはよくなりますし、朝までグッスリ眠れますよ。
このように、入浴時間とお湯の温度を見直すだけで睡眠の深さが大きく変わるので、今夜から実践してみてくださいね。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
「美容のため1時間以上はお湯に浸かるようにしている」
などなど、お風呂の入り方は人それぞれですよね。
しかし、浸かるお湯の温度や時間によって、睡眠の質が大きく変わってくるということをご存じでしたか。
今回は、眠りの質をアップさせる入浴方法について解説していきますので、本記事を参考にみなさんの入浴法の見直しをしてみてくださいね。
お風呂の入り方で眠りの質が変わる理由とは?
わたしたちのカラダは、夜になると深部体温(カラダの内部の温度)を少しずつ下げて、眠りにつく準備を始めます。眠気が訪れると手足の先が熱くなりますが、それは手足の先から熱を放出させて、深部体温を下げているからなんですね。
そして、このとき深部体温が大きく下がれば下がるほど脳の温度も下がり、スムーズな眠気が訪れやすくなって眠りも深くなるんです。
逆に、体温が高い状態が続くと臓器や脳が休息モードに入らず、疲労やストレスが解消できないため、朝目覚めた時に疲れを感じるようになります。
こうしたカラダのメカニズムは、入浴方法の工夫で利用できることを覚えておきましょう。
お風呂に入って深部体温を意図的に上げておけば、寝るまでの間に体温が急激に低下し、快眠が得られるというワケです。
快眠につながる入浴方法とは?
睡眠の質をアップさせるためには、お風呂は基本「ぬるめ」にしてください。お湯の温度は、夏場は38~40度、冬場は39~41℃くらいがベストです。
熱いお湯に入ると交感神経が優位に働いてしまい、脳が覚醒して眠りが浅くなるので要注意です。
また、お湯がぬるめだからといって長風呂をしてしまうと、体温が上がりすぎて寝つきの悪さを招きますので、お湯に浸かる時間は15分程度にしてくださいね。
さらに、お風呂に入る時間を布団に入る2時間くらい前にすると、眠りにつくタイミングで体温が下がるので、寝付きはよくなりますし、朝までグッスリ眠れますよ。
このように、入浴時間とお湯の温度を見直すだけで睡眠の深さが大きく変わるので、今夜から実践してみてくださいね。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)