寝付きの悪い夜に実践したい！瞑想呼吸法でココロを鎮めて自然な眠りへ！

瞑想とは、日々の波だったココロを鎮めるために、目を閉じて気持ちを見つめなおすことを言います。
心身がリラックスするだけでなく、疲労回復や集中力が高まる効果があるとして、欧米の人々からも関心が集まっているんです。
瞑想にはさまざまなやり方があるのですが、簡単に取り入れやすいのが「呼吸を意識する」という手法。
この呼吸法をおやすみ前に行うと眠気が訪れやすくなるので、就寝前のルーチンにぜひ取り入れてみてください。

瞑想呼吸法を行うとなぜ眠くなるのか？

瞑想の起源には諸説ありますが、数千年前のインドで悟りを開く修行の1つとして行われており、日本には仏教が伝来したことで瞑想が広がったとされています。
精神を鎮めて神に祈るという宗教的な行為としてだけではなく、心身の健康を目的として瞑想を行うなど、考え方や目的にあった手法があります。
そこで今回ご紹介するのは、瞑想するとき行なう基本となる呼吸法です。

わたしたちは日中、仕事や家事などで頭やカラダを使うため、心身が常に緊張した状態にあります。
この状態が夜になっても続くと交感神経が優位に立ったままとなり、寝つきが悪くなってしまいます。
そこでおススメなのが、瞑想呼吸法。
気持ちが鎮まって緊張がほぐれ、副交感神経が優位にはたらくため穏やかな眠りにつけますよ。

誰にでもカンタンにできる瞑想呼吸法

では、瞑想呼吸法の手順を解説していきましょう。
まずは、布団の上であおむけに横になり、両足を肩幅と同じくらいに開きます。
手のひらは天井に向けるようにして、腰から少し離れた位置に置くようにしてください。
カラダの位置を整えたら、意識を眉間に集中するようにして、深呼吸をゆっくりと行ないます。
息を吸うときは自然で構いませんが、吐く時は息に意識を向けてください。
ゆっくりと呼吸をすることを心掛けて、気持ちを呼吸だけに集中するのがポイントです。

日常の雑事などが頭に浮かんできたら、呼吸のみに意識を戻すようにしてくださいね。
呼吸を続けているうちに、ココロが鎮まってカラダもリラックスしていき、自然に眠気が訪れます。